晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

続・丹後震災90年 4/14

2017-04-14 | 引地考

2017.4.14(金)快晴

 3月19日の「歩いてたどる丹後震災の記憶」(峰山町)に続いて丹後古代の里資料館(丹後町)の企画展示を見に行く。丹後震災90年の行事もこの展示(16日まで)で終了する。この間、郷村断層の見学を含め三度丹後を訪れたが、今日が熊本地震の一周年というのもなにか因縁めいたものを感じる。
 大宮まで縦貫道が開通し、丹後はすごく近くなった。天気もよく、桜も満開なので丹後王国食のみやこで昼食をとる。贅沢な食事をしようと思ったら、ドッグカフェがあるので、じょんも一緒に行く。園内もペット可なのだが、ドッグカフェにはドッグランが併設されている。とにかくじょんはワンコの匂いがいっぱいで大喜びだ。

 たっぷり遊んだ後丹後古代の里資料館に向かう。琴引浜からの海岸沿いの景色は絶好の天気とあって、春の海が最高だ。資料館は神明山古墳のすぐ側にあって、古代丹後の一つの中心地と言っていい場所だ。いつか遺跡巡りもしてみたいのだが、今回の目的は丹後震災である。震災の展示というのは難しい。震災に関する公的文書や断層に関する論文集、震災誌などが展示されているが、そのものをガラス越しに見たって何の意味も無い。その内容を説明した資料がほしいわけだ。
 写真や絵は臨場感があり、震災の悲惨さを伝えている。時代が時代だけに地震断層や地形変化の写真や資料は多くない。天然記念物として指定された郷村断層の三カ所がよくぞ残されたと思う。

 配布されたパンフレットは上手にできていて地震の内容とか被害の状況、写真や記録も多く掲載されていてわかりやすい。(写真右)

 帰りにお気に入りの宇川温泉よし野の湯に入る。お湯の質がよく(アルカリ性単純泉)日本海が一望の広い湯船に浸かって海を眺めていると、渡来人が小舟に乗ってやってくような雰囲気がしてくる。
 こんなすてきな温泉なんだが、かみさんが出てくるなり、「もう二度とこーへんで」と怒っている。何でも女湯は殺風景な庭しか望めないつまらない浴室だそうだ。男女毎日入れ替わっているそうだが、もう三回訪れているがいつも同じ浴室である。わたしの運がよほどいいのか、彼女の運が悪いのか、次は浴室を確認してから来てみよう。


 
こんな風景が望めるのだが、、、、

*地震関連の記事が「引地考」に含まれているのは間違いではなく、「引地考」の連載が始まればわかることなので、お楽しみに。
 

コメント
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