2007.4.11(水)快晴
7:00 起床
9:00~10:40 自転車整備~山口大学埋蔵文化財資料館~中原中也記念館~
松田公園~
16:00 KKRあさくら荘(湯田温泉)着
今日はかみさんが山口に来るというので、KKRに宿を確保し、自転車整備をする。前半戦はまめに自転車整備をしたが、最近は調子がいいのと天気がいいので整備をさぼっていたのだ。歯ブラシとタオルで汚れを落としながら点検をして行く。すると、後部キャリアのビスがはずれて、キャリアが浮いている。また、後輪タイヤのサイドのヒビがかなり大きくなっている。前後輪は同様のタイヤを同じように交換したのだが、やはり後輪に対する負担が大きいのは致し方ない。しかし、このタイヤは耐久性に問題がある。最初に使ったフェミスファーEXは実に耐久性が良かった。しかし在庫が無いと言うことで、使っていないのだ。いずれにしても、日常の点検、整備は必須である。異常部分を早期に発見して対処することが如何に大切か思い知らされた。
レンタカーを借りに山口大学の前まで行くと、ナカムラサイクルという自転車店が見つかった。ビスはあるだろうけど、タイヤもサイズの合うのがあれば換えてしまおう。これから、中国、四国の山中へ入っていくのだから、換えられる間に換えることが有効だ。オンロード用の期待するタイヤは無かったが、オフロードのタイヤがあった。思い切って交換する。
山口大のキャンパス内にある埋蔵文化財資料館で弥生時代の稲作の実験を展示しているので見学に行く。大学は画期的な実験とチラシやパンフを作って特別展をやっているが、結構あちこちの博物館などでやっていることで、珍しいことではない。能登遺跡や最上の遺跡でもやっていた。研究員にかつての疑問、古代における漢字文化の移入の遅れを質問したが、そんなこと解ったらとっくに博士になっているとお笑いで終わってしまった。
山口大学埋文資料館と中也記念館
続いて中原中也記念館に行く。湯田の地は三度の訪問をしており、最初は30数年前大和農園の出張で訪れ、その際高田公園の帰郷の詩碑を見に行く。次の訪問はいわゆる温泉旅行で飲み食いだけで帰ってしまう。いずれにしても中也記念館などは無く、今回が初の訪問である。生家の地に建てられており、訪れているファンも多い。私は10代からの中也ファンで全集が揃っているのは中也全集だけである。高田公園には中也の帰郷の詩の碑があり(原文とは違うのだが)30余年前には中也の面影はここしかなかった。それが今は記念館や喫茶店、地ビールまで出ている。かつての高田公園は殺風景な公園であったが、足湯や各碑の説明板なども整備され、おしゃれな公園となっている。
左:中也帰郷の詩碑 中:足湯ができた。 右:高田公園
走行距離7Km 累計8,541Km 経費7,140円