東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

いつも誰かが

2024年10月02日 22時35分36秒 | 山形交響楽団

 某陶芸家さんの展示会にお邪魔した時のことです。

 会場となったのは歴史ある日本家屋の一室で、なんだか入って良いものか若干気後れしつつも、「こんにちは〜」と恐る恐る入室。部屋にいらしたのは陶芸家さんご本人と、そのご友人と思われるお客様の二名。お二人とも旧知の間柄らしく、お話に花が咲いています。なので、私は最初のご挨拶の後は、ひたすら作品を見つめ、触り、まさに「物色」に没頭しておりました。

 その後、お話上手な作家さんが色々説明して下さり、いらしていたご友人を交えてお話しさせて頂いたところ、その方が突然「私、あなたのこと存じています」とおっしゃるではありませんか!

 えっっっ。。。それはつまり、私が山響のものだと知っているということ??しかしその時の私は楽器を持っておりません。それで私のことがわかるというのはかなりの山響通です。すっかり狼狽えている私を見て、その女性はにっこり笑い、「私、山響の定期会員なんです」とおっしゃるではないですか。なんと。。。。これだから油断できません。

 私、何か変なこと言ったりしたりしてなかったかな??ああ、そう言えば当然のように作品に触って隅々まで見ていたのは無作法だったかもしれない。美術館賞のように、静かに眺めるだけにしておけばよかっただろうか、、、などとあれこれ考えてしまいました。やはりいつも誰かが見ているものと思って、恥ずかしくない行動を心がけなければなりませんね。誰が見ていなくても神様が見ていますし、仮に神様が見ていなくても間違いなく自分が知っていますから!

コメント
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