今週末土曜日は、河北町「サハトべに花」にて、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」と「コジ・ファン・トゥッテ」のガラコンサート。どちらもモーツァルトの代表作です。
オペラ好きの方はご存じでしょうが、どちらも筋書きは荒唐無稽。中でも後者は、恋人が入れ替わっても気づかず心変わりする姉妹を描き、「女は皆こうしたもの」というタイトルからして、作られたのが現代ならば、女性蔑視で即上演中止間違いなしです。
でも良いのです。なぜならモーツァルトの音楽が素晴らしいから。。。以上(笑)。確かに「そんな馬鹿なことがあるか!」というツッコミ所満載ですが、そういうバカバカしさの中にある人の心の動きが見事に音楽に昇華されているのがモーツァルトの天才たる所です。そしてたまたま「女は、、」というタイトルになっていますが、おそらく女というよりは、「人は皆、こんなに愚かで愛おしい」ということを描きたかったのではないかという気がしています。
お時間のある方は是非、モーツァルトと愉快な休日を過ごしてみませんか?