自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ツバメシジミの吸水

2020-06-10 | ツバメシジミ

公園で久しぶりにツバメシジミを見ました。

目の前に飛んできたシジミチョウは,そのまま溝へ。溝には山からにじみ出る地下水が常時流れていて,そこにたまった枯草が湿って積み重なっています。溝に降りたチョウはまったく動かずにじっとしていました。

よくよく見ると,吻が伸びています。給水行動です。葉が視界を遮って吻がよく見えません。加えて,水が狭くなんとも撮影しにくいのです。

 

チョウをびっくりさせては元も子もありません。反対側に回ってみました。しかし,やっぱり枯草が邪魔しています。かろうじて吻の一部が確認できただけ。

 

このあと,産卵するツバメシジミも目撃。夏を迎えて元気に飛び回っているので,ほっ。

 


庭にヤブキリの終齢幼虫が

2020-06-10 | 昆虫

自宅庭のキンカンに,まことに立派な産卵管を備えた幼虫がいました。近づいて確かめると,それはヤブキリのメスでした。わたしの気配を感じていると思うのに,遠ざかる様子はちっともありません。

 

反対側からも撮っておきました。長い触角が印象的。

 

しばらくすると,ようやく動きかけました。

 

このまま庭にすみついて,成虫の姿を見せてくれないものか。そんな気持ちになりました。