自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

モンキチョウ,卵どっさり,孵化たっぷり

2020-06-19 | モンキチョウ

畑仕事をしていると,たまたまモンキチョウがシロツメクサ群落で産卵中なのを目撃。目で追っていると,たしかに近くで集中的に産み付けています。今度はあとを追ってみることに。

産卵姿勢に入ったときの葉を覚えておいて,すぐ葉を採集。産卵するごとに採集,という具合にしていきました。

ところが,驚いたことに,ある地点で卵がたくさん見つかりました。たった一畳ぐらいの広さのところに卵がいっぱいなのです。中には一つの葉に卵が二つの例が。

 

もっとたくさんの例も。

 

おもしろいことに,卵を見ると白から赤,孵化寸前,そして幼虫まで様々です。これは産卵日にズレがあたということです。お気に入りの場所で,数頭のチョウが訪れたかもしれません。同一個体が産み付けたのかもしれません。

大きくして写しました。

 

集めると,とうとう葉が20枚近くに。卵は20以上です。いやはや,びっくりしたのって。

 

孵化まで観察するとなると,たいへんなことになりそう。でも,貴重な機会なのでやれるまでやってみます。