自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ダンゴムシの生態を確かめたくて(7) ~赤ちゃんだよ!④~

2020-06-04 | 生物

育児嚢は極薄の透明膜。それによって赤ちゃんは用心深く守られています。

 

膜の内側は狭いので,ほとんど身動きができないでしょう。膜の一部が自然と破れ,赤ちゃんが姿を現しました。出たくってしかたがなかったのかもしれません。

 

母親を横にしてみると,これ以上からだは曲がりません。

 

そのうちに赤ちゃんが飛び出してきました。

 

しばらくすると,赤ちゃんは元の場所に戻って行きました。ふしぎなものです。

 


春! 虫の目写真シリーズ(53 ) ~ツチイナゴ~

2020-06-04 | 昆虫

公園の石階段にて。

歩いて上がっていると,前方にツチイナゴが! オスです。ほんとうによく見慣れた姿です。でも,撮影はいつもわくわく。逃げないかどうか,その微妙な駆け引きのような雰囲気がおもしろくって,愉快。ここが余程すみ心地がよいのでしょう。

撮影はレンズの影が入らない位置が肝心。この点は苦労です。トリミングなしでしっかりとらえたいと思います。

 

同じ日,縁石にて。

ずうっと続く景色に溶け込んだツチイナゴ。こちらはメスです。平坦な場所にも出て来たそうな感じがします。右に木があって,木陰になった部分にいました。

 

ツチイナゴの生態をかなり感じ始めました。さらに産卵風景を目撃できたらサイコーなのですが……。