自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

夏! 虫の目写真シリーズ(6) ~オオカマキリの幼虫~

2020-06-28 | 昆虫

早朝の畑にて。

ナスの株で,カメムシとニジュウヤホシテントウなど害虫を捕っていたらいたら,オオカマキリの幼虫がいました。ここでどんな獲物を待っているのかわかりませんが,わたしが退治したい害虫なら大歓迎。

そんなことを思いつつ,虫の目で記録しました。葉の色とそっくりのからだは獲物の目を油断させます。

 

レンズを近づけると移動しました。しかし,遠くに逃げる様子はありません。姿同様,堂々としたふるまいです。

 

昇って来た朝日がからだを照らします。

 

茎先に移動しました。

 

そこからゆっくり降りかけました。晴れ渡った空のもと,ご機嫌な一日を過ごすことでしょう。機械があれば捕食・摂食中の姿を撮りたいですね。

 

畑での出合いは,ありふれているものの,自然を見つめるよい材料になります。

 


ミナミヒメヒラタアブの産卵行動

2020-06-28 | ヒラタアブ

マキの木でミナミヒメヒラタアブが数匹産卵行動をしていました。この木にはアブラムシがあちこちたくさんいて,アリも登ってきています。

 

見ていると,産卵する姿が何度もありました。

 

めったにトリミングはしないのですが,今回は特別に卵の様子をご覧いただくために切り取りました。卵を産んだ直後だとわかります。

 

移動しながらあちこちで産卵を繰り返しました。こういうときの心得はチャンスを待つに限ります。ひたすらそのときを待つのです。

 

オスも葉の間を飛びながら,産卵行動に関心がありそう。なんらかのかたちでかかわっているのでしょう。

 

孵化も見届けられたら申し分ないのですが。さて。