前回と前々回は同一個体の姿をご紹介しました。三回目の今回は別個体です。これまでとの重なりも承知しながら,印象的な場面をピックアップしてみましょう。
これだけ赤ちゃんを抱えていると,苦労がいっぱいみたい。
詰まっているなあ。
簡単に落っこちないしくみがあります。
適当な時期になれば,自然と膜が破れ始めます。
あとしばらくで,母親はこの体勢から解き放たれるでしょう。野外で大きめのメスを見かけたら,ちょっと指で触れてみましょう。丸まらなかったら,子持ちかもしれません。これが飼育から学んだ事実です。
(つづく)