自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヒメウラナミジャノメ,再び採卵から(1)

2020-06-05 | 昆虫

5月28日(木)。午後。採取

ヒメウラナミジャノメの孵化は観察するのがとても魅力的です。卵は小さいのですが,色の変化や孵化の様子,幼虫の姿・かたちが見る目を引き付けます。

昨年,ネットで覆った植木鉢で産卵を観察。とてもやさしい採卵方法なので,今年もやってみることにしました。

採取日当日。数匹をネット内に入れていると,さっそく産卵。それもネットに直接! 見ていると,産卵行動が頻繁に繰り返されました。

 

産卵直後。

 

これも直後。

 

産卵管から卵が出てくる瞬間!

 

こんな場面が続きました。

 

こんなにいっぱいの卵が! あとは感謝しながら放蝶。

 

感動的な出会い! 今後八日間の経過がうんとたのしみになってきました。

 


今どき,モンキチョウの卵期間は?(3)

2020-06-05 | モンキチョウ

5月29日(金),午前6時。産付後,四日と18時間が経過。孵化直前の雰囲気です。

 

もう一つはまだ時間がかかりそう。

 

午前9時30分。産付後,四日と21時間30分経過。見ると,孵化を終えて卵殻を食べていました。生まれる瞬間を見逃しました。

 

午前11時00分。産付後,四日と23時間経過。もう一方の卵はもう孵化間近になっていました。

 

午後1時。産付後,五日と1時間が経過。殻が破れ始め,孵化が始まりました。

 


春! 虫の目写真シリーズ(54 ) ~キアゲハの幼虫(続)~

2020-06-05 | キアゲハ

見つけていた幼虫はミツバを食べ尽くしていたので,別の株に移してやりました。それがそれぞれ脱皮をしていました。

4齢幼虫はまた一歩前進,終齢段階を迎えました。

 

そして,びっくりしたことに別の株にも終齢幼虫がいることを発見! 隣家から種子が飛ばされてきたことを,昆虫写真愛好家としてうれしく思います。

 

後日見ると,葉がすっかりなくなっていました。

 

ミツバはセリ科植物。セリはキアゲハの幼虫の大好物。今度はこの葉で卵を見つけたいですね。