自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

クロヒラタアブの幼虫がキクに

2020-06-09 | ヒラタアブ

庭にキクの株があります。茎先にアブラムシが発生して,放っておくと,虫のたたかいが観察できます。アブラムシがいると,アリが来ます。アブラムシを捕食するヒラタアブの幼虫がいて,クサカゲロウの幼虫がアブラムシを狙っています。

そのままにしておくとキクの勢いがそがれるので,殺虫剤を散布したらよいのですが,簡単に農薬を撒く気持ちにはなれません。そこそこまでそのままにしておいて,観察をたのしむのが常です。

今もやっぱり,ヒラタアブの幼虫がかなりいます。アブラムシを食べるので,まあいってみれば"益虫"。頼もしい益虫です。

 

捕らえられたアブラムシのからだが口先にわずかばかり。

 

葉でゆっくり休む幼虫。

 

アブラムシが軽々と持ち上げられています。

 

アブラムシのからだに体液が一粒。口の中を体液が吸い込まれる様子がまざまざと見えました。

 

いやー,まことにスゴイ!

 


マムシが‼

2020-06-09 | 生物

いつもの公園の,お気に入りの撮影場所。山麓の溝際です。

先日,そこにマムシへの注意を呼び掛ける表示板が設置されました。わたしもこの周辺でそれを何度か見かけたことがあるので,気を付けて来ました。以下は,新しい表示板にとまったルリタテハを撮影した矢先の話です。

 

表示板から20mほどしか離れていないところでマムシの遭遇。そこは表示板根元から続く溝の中。湧水が常時あって多少湿っぽく,いかにもマムシの生息地にふさわしそう。

 

マムシは堂々としたもので,人の気配を感じているようでありながら,けっして逃げようとはしません。毒を持っているので,悠然と構えているのでしょう。

 

こちらを凝視しているように見えます。

 

この辺りの撮影では今後,うんと気をつけて臨まなくちゃ。