庭にキクの株があります。茎先にアブラムシが発生して,放っておくと,虫のたたかいが観察できます。アブラムシがいると,アリが来ます。アブラムシを捕食するヒラタアブの幼虫がいて,クサカゲロウの幼虫がアブラムシを狙っています。
そのままにしておくとキクの勢いがそがれるので,殺虫剤を散布したらよいのですが,簡単に農薬を撒く気持ちにはなれません。そこそこまでそのままにしておいて,観察をたのしむのが常です。
今もやっぱり,ヒラタアブの幼虫がかなりいます。アブラムシを食べるので,まあいってみれば"益虫"。頼もしい益虫です。
捕らえられたアブラムシのからだが口先にわずかばかり。
葉でゆっくり休む幼虫。
アブラムシが軽々と持ち上げられています。
アブラムシのからだに体液が一粒。口の中を体液が吸い込まれる様子がまざまざと見えました。
いやー,まことにスゴイ!