自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ショウリョウバッタモドキの幼虫?

2020-06-29 | 昆虫

自宅の畑にて。

ナスの葉に見慣れないバッタがとまってじっとしていました。はじめはオンブバッタかなと思ったのですが,背部に赤い色が帯状に伸びていて,まだ幼虫であることから,そうではないと判断。調べると,決定的なことはいえないものの,どうやらショウリョウバッタモドキの幼虫らしいと思えて来ました。

 

成虫は撮影したことがありますが,幼虫を見るのは今回が初めて。

 

さっさと逃げるわけでもなく,意外とゆっくり動いていきました。

 

翌朝,雨が降る中で隣りのナスにいるショウリョウバッタモドキを見かけました。たぶん同じ個体でしょう。

 

畑の野菜栽培は灌水や除草などで結構手間暇がかかります。それでも,あれこれ発見があります。そこが魅力です。

 


アゲハの卵に産卵するキイロタマゴバチ

2020-06-29 | 昆虫

アゲハのなかまたちにとってキイロタマゴバチは困った天敵です。キイロタマゴバチにとってアゲハの卵は格好の繁殖場所です。「よくもマア,こんな小さな卵を見つけて産卵することよ」。そんなふうに思いますが,タマゴバチの体長と比べると,卵は2倍。2倍ながら,わたしたちのものさしでは1mm程度。つまり,キイロタマゴバチは体長が0.5mmほどの小ささです。

卵は隠されたようにして産み付けられてはいません。したがって,卵は見つかりやすいのでしょう。

 

アゲハの卵の成り行きを観察していて,またまたタマゴバチのいる場面に遭遇。

 

一カ所にとどまって産卵しては,また移動。産卵は刺した管を上下しながら卵を注入するような感じで行われます。

 

いま,産卵中! その場面です。コンデジでとらえられる微小世界です。

 

まさに,"いのちのスポット"といった雰囲気ですね。