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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

モンキチョウ,卵どっさり,孵化たっぷり(続)

2020-06-20 | モンキチョウ

卵を採取した当日,運よく三つの卵が孵化しました。その様子を写真二枚ずつご紹介します。

その1。誕生の瞬間です。触角をつかさどる機械感覚毛が光っています。

 

ぐっと身を乗り出しました。

 

その2。頭を出してからすぐに出る場合,ゆっくり出る場合,いろいろあります。これはゆっくりタイプ。

 

早く着地したいという気持ちがはたらくのでしょう,感覚毛が機能しています。このあと,さっさと脚を着きました。

 

その3。うんと近づいて撮りました。これ以上は無理というまで。

 

からだの表面の様子がよくわかります。

 

ほぼ同じ時刻に誕生したのは,同じ親が同じときに産み付けた卵だったからでしょう。いそがしい撮影でした。

 


ヒメウラナミジャノメ,再び採卵から(2)

2020-06-20 | 昆虫

5月31日(日)。色が薄くなってきました。

 

6月3日(水)。褐色っぽくなってきました。

 

6月4日(木)。早朝。確実に孵化が近づいています。

 

その他の卵の様子を見ると,色の濃い部分があります。それらは目と口です。からだが形成されつつあるのがよくわかります。それにともなって,卵殻が変形していっています。

 

こんなにへこんでいます。

 

この分だと,一気に孵化しそう。さて,どんな忙しさになるでしょうか。覚悟が要りそう。