自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

野菜の冬 ~ハツカダイコンの表情(2)~

2014-01-16 | 生物

すこし付け加えておきます。

下写真のハツカダイコンのことでわかったことです。地上部に突き出た部分はゴツゴツしていて,いかにも硬そうです。これは木質化しかけていることによります。

 


これを引き抜くと,太い根の部分が16cmありました。 


じつに凹凸の激しい肌をしています。旬をとっくに過ぎた姿です。

ここで一つの発見をしました。ダイコンはあくまで野菜です。つまり食材です。このまま春まで置いておくと,素が入るだけ。それで,今のものは食べられないか,切って確かめてみることにしました。 


すると,切り口が意外に新鮮な色をしているのです。これはもしかして食べられるかもしれないと思い,味噌汁に入れてみることにしました。皮をしっかり剥いて,刻んでから使いました。出来上がった結果にはなんら問題はなく,軟らかいのです。家族にも好評!

今の時期,ハツカダイコンはかたちがよくなく,表面がデコボコしていて料理はしにくいのですが,舌触り,味はまだ大丈夫。元来,皮のまま食べますが,それができないことを承知していれば,まずまず食することができます。

そんなわけで,素が入るまで,自給自足の食材としてありがたくいただくことにしました。