自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ムラの写真展

2014-01-09 | 随想

10月12日の記事で,写真展の開催についてすこし触れました。その後話が進んで,集落住民に広く呼びかけて写真の募集をすることになりました。さらに,ムラの歴史を語る写真・資料の紹介コーナーも準備する方向で検討しています。 

開催日は1月12日(日)のたった一日だけ。わたしがいうのはおかしいのですが,敢えていえば,ムラおこしの催しとして貴重な取組になるでしょう。自分の年齢を思うと,これから先のムラのかたちを考えて手を打っていく責任があると考えるのです。

さて,わたしとヨッさんはジャコウアゲハの写真を出します。わたしたちが言い出しっぺなので,この写真が写真展のメインになります。集落にジャコウアゲハが棲息する環境が残っていて,それが住民の皆さんに伝わって,これからこの環境を進んで残そうという気持ちにつながっていけばなあと思うのです。そして,自然に目を向けるたのしさをすこし理解してもらえればと願っています。

今,写真展に向けた準備を進めているところです。わたしの出す写真はすべてA4版。枚数にして30枚。産卵も,孵化も,脱皮も,羽化も,交尾もあって,とにかくいろんな風景をお伝えしたいと思います。これだけあれば,生態についての理解がかなり進むでしょう。

話はすこし変わります。先日,近くの年配Nさんが各種の写真とムラの古い風景写真を持って「これでどうか見てほしい」というわけで来られました。

 

 

それぞれに解説文が付けられ,わかりやすいかたちに整理されていました。近頃撮影された,珍しい風景写真もありました。いつも軽トラックにカメラを積んで,「このときだ!」という場合に大急ぎで写されるのだとか。さすが! 写真・資料のスゴサもさることながら,Nさんご自身の人となりを紹介できる貴重な場にもなるでしょう。

当日,午前中は公会堂広場でとんど大会をします。午前と午後,公会堂ホールで写真展を開催します。午後は各出展者が写真と資料について説明することになっています。もしよろしければ,お越しください。どなたにとっても刺激的な内容になるのではないでしょうか。