自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

脱皮直後のケラ

2013-09-19 | 昆虫

9月12日(木)。快晴! 

しごと場で,夏にお世話になったアサガオ製グリーンカーテンの撤去作業をしました。アサガオを密植すると,意外に涼しさを感じることができることがわかりました。ポイントはあくまで過密過ぎるほどに植え,程ほどの高さになったときに芽を摘むということに限ります。そうすれば脇芽が盛んに出て,カーテンになっていきます。

さて,撤去しているときに,プランターを移動させました。そのときのこと,プランターのあった場所でのこと。細長い溝ができていて,真っ白なからだをしたケラがいたのです。びっくりしました。こんなのを見たのは初めて! すぐに,脱皮したのだなと直感しました。

脱皮後はしっかりした翅を持っていることから,成虫とわかります。ケラは不完全変態をする昆虫なので,翅の変化は頼りになる判定材料です。

光を浴びてケラは大慌て。

見ると,そこに脱ぎ終わったばかりの殻のようなものがありました。確かに殻のようなかたちをしています。わたしは大慌てでケラを写しました。

それが終わると,メガネを持って来てさらによく観察しました。殻はやはりケラのものでした。もうそこにはアリが嗅ぎつけてやって来ていました。大したものです。

ケラは,この出来事にすっかり驚いて,土に潜ろうとしました。わたしは,なすがままにしておきました。今回,土の中で,他の昆虫同様に頭部・胸部が裂けて脱皮が行われることがよくわかりました。

この辺には,ケラがやはり生きています。プランターの底面を天井代わりにして,穴をつくって棲んでいるのですから。このことがわかり,すっかりうれしくなりました。

 


ジャガイモの種子,予備的発芽実験の試み(又)

2013-09-19 | ジャガイモ

9月18日(水)。快晴。

芽の数は今,14。蒔いた種子の数は100はあったでしょう。ということは,1割程度の発芽率といえるでしょう。少ないながら,芽生えは順調に育っています。下写真の芽の高さは1.8cm。本葉がすっくと出ています。小さなものを入れると4枚です。 

双葉に種子の皮が残っている段階で,本葉が出てきました。 

順調な成長ぶりです。 

 双葉も本葉も,自分を誇っているような姿です。

この芽にも本葉が……。

記録写真なので,すべて一眼レフで接写レンズを使って撮りました。 

ストロンがどういうふうに出てくるか,それがとてもたのしみです。発芽2週間ばかり経ちましたが,その兆候はまったく見えません。一カ月で小さなイモができるという情報があります。それでいけば,あと2週間で変化が見えてくるのではないでしょうか。