大菩薩峠は、山梨県甲州市塩山上萩原と北都留郡小菅村鞍部の境にある峠。標高1,897m。
『大菩薩峠』は、中里介山作の長編時代小説。
1913年~1941年に都新聞・毎日新聞・読売新聞などに連載された41巻にのぼる未完の一大巨編。
幕末が舞台で、虚無にとりつかれた剣士・机竜之助を主人公とし、
甲州大菩薩峠に始まる彼の旅の遍歴と周囲の人々の様々な生き様を描く。
連載は約30年にわたり、話は幕末から明治に入らずに架空の世界へと迷い込み、
作者の死とともに未完に終わった。
作者は「大乗小説」と呼び、仏教思想に基づいて人間の業を描こうとした。
世界最長を目指して執筆された時代小説で、大衆小説の先駆けとされる不朽の傑作である。
(写真と文:ウィキペディアから)
緑のセンターのミモザが見ごろだそうで、
3月5日のコンサート前にゆっくり見てきたいと思っている。