朝日新聞と森林文化協会が主催となって、「にほんの里100選」~すこやかで美しい里を未来へ~という企画が行なわれました。人と自然との繋がりを残した景観などを未来へ繋げていくために・・・と願いが込められた企画です。
一年前の2008年1月から応募が始まって、候補地を絞り込み、調査を重ねて、2009年1月6日の朝日新聞の紙面において100選に選ばれた里が発表されました。その中で選考委員の1人である映画監督の山田洋次さんは、「幸福な勘違い」と題して、こう書いています。
「にほんの里100選」というタイトルをはじめて聞かされたときに感じたのは、なつかしい風景や誇るべき暮らしの文化を残しているような地方が、ぼくたちの国に100ヵ所も見つかるだろうか、という不安だった。
中略
この100選以外にもこの国にはまだまだ素敵な里が沢山あるのだ、ということを読者の皆さんに是非お伝えしたい。
この文章を読んで、少し勇気付けられました。確かに僕たちを取り巻く環境や景観は変わってきていて、自然との関わり方も変わってきているけど、でも大事な根っこの部分は繋がってきているんじゃないかと。
さらにこの100選の中に「因島重井町」が選ばれていることも嬉しさが増す要因となりました。
いつの日か、この100選を巡る旅をしたいと感じました。
やっぱ住んでる人が美しいから選ばれるのかしら?
クククッ
あゆさん、確かに美しい人が住んでいる美しい町だからこそ選ばれたのでしょうが、一つ重大なことを忘れています。
にほんの里に選ばれたということは、全国的に見ても正真正銘の「田舎」と認められたということなのです。
田舎者と認められて、おめでとうございます。
あたしとしたことが・・・。
生まれてから高校を卒業するまで因島で生活していて、自分の生活している場所が「田舎」と言われることを恥ずかしく思っていた時期があります。
でも外に出て生活することで、自分の生まれ故郷が「田舎」であることを誇りに思うようになりました。
いつまでも「田舎」であり続けて欲しいものです。
あゆさんもいつまでも田舎美人でいてくださいね。