浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

渋滞の先頭

2005年02月18日 | 日常
年末年始、お盆、ゴールデンウィークは帰省の車が多く、高速道路などが渋滞することが、テレビなどでも報道されます。僕は実家に住んでいるので、そんなニュースを見ながら、「大変だよなぁ・・・。」とまさに他人事として捉えています。渋滞解消のためにETCを付けましょうなんて言っても、結構渋滞は無くならないものなんですね。

ところで渋滞の先頭ってどこなんだろう?と考えたことはありませんか。そんなバカなことを考えているのは僕だけでしょうか。実際には料金所が渋滞を巻き起こしているケースが殆どらしいです。だから、先頭は、その時に料金を払っている人です。でも、料金所もないのに混むことってありますよねぇ。大きいトレーラーなんかがいたら、スピードは出ないわ、追い抜くことはできないわ、で大変です。ちょっと迷惑だったりします。でも本人には渋滞の先頭だっていう自覚はないんですよね。

実は、僕は渋滞の先頭だと意識して車に乗った事があります。僕が中学生だった頃、サッカーの試合で呉まで行った帰り道、我が家の車は中古のミニバン。懸命にアクセルを踏んでも全然スピードが出なかったのです。ラジオで交通情報が流れていて、「国道2号線、三原付近で約1キロの渋滞・・・。」えっ、今走っているけど、全然混んでないよ。と後ろを見ると車がずらり。あちゃー、渋滞の先頭じゃん!
こんなこともあるんですね。中学生の僕は運転している母親の焦る気持ちも考えず、「やったー、渋滞の先頭だ。」と一人優越感に浸っていました。