浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

介護保険よ、どこへ行く

2005年02月15日 | 福祉
今日は、少し趣を変えて福祉について。
介護保険が平成12年4月に始まってから、約4年が経ちます。3年に1回のペースで細かい部分の見直しがされ、5年に1回のペースで大きな部分の見直しがされます。最近、新聞紙上で介護保険について取り上げられている記事は、この5年に1回の改正についての話題が殆どです。

さて、介護保険は社会に浸透したのでしょうか?それに係る仕事をしている人には随分と浸透しているでしょうね。脳梗塞や心臓病、身体障害、痴呆(今は認知症と呼ぶらしい)などを患っている人たちにも知られていると思います。では実際に働いて介護保険料を払っている40~65歳の人がどれだけ介護保険のことを知っているでしょうか?たぶん半分にも満たないと思います。なぜなら制度が複雑だから。
健康保険にしても年金にしても強制加入なのに、分かりにくいったら、ありゃしない。毎年のように変わっていくしねぇ。
介護保険も大きく変わり、複雑になっていきます。今までの路線を変えて違う方向に持っていこうとするんだから、複雑になって当然だよね。

今年の10月から施設(特別養護老人ホームなど)に入っている人は大きく負担金が増えます。「国では責任が持てないから個人で何とかしてください」と言っているみたいですね。ふざけるな!と怒鳴りたいです。
なんか、複雑にして分からないように仕向けて、ごまかそうとしていませんか?

あー、こんな事ばかり考えるとストレスが溜まりそうだ。今日はまとまりがない文章でごめんなさい。(いつもですが・・・)お終い。