小春日和 2015年12月10日 | 日常 晩秋から初冬にかけて、Tシャツ一枚で過ごせる春のような陽気の日があります。 小春日和(こはるびより)と呼ばれる暖かな日は北風の冷たさに慣れようとしている身体にひとときの安らぎを与えてくれます。 昔の人は言葉の選び方が素敵だなぁといつも思わせてくれます。
レインツリーの国 2015年12月07日 | 日常 玉森裕太くんも西内まりやさんも知らなくてスミマセン。 いや、言い訳すると名前は知ってるんですよ。 ただ顔を知らないだけで…。 今、映画館で上映されている「レインツリーの国」を観た人から感想を聞いて、原作を読んでみたくなりました。 僕は映像化されている本を読む事はありますが、よく考えてみると本だけ読んで映像を観た事がありません。 だから、きっと玉森裕太くんも西内まりやさんも顔は分からずじまいだと思われます。 さて、聴覚に障害を持つ女性が出てくるこの小説では、聖人君子は出てきません。 誰もが悩みや弱さを抱えて生きていて、立場や視点が変われば、考え方や感じ方が違うことを伝えてくれます。 障がい者なのか健常者なのか、男なのか女なのか、家族に恵まれているのか否か、様々な視点を提議してきます。 読んだあとに視野が広がっていく気がします。
ナミヤ雑貨店の奇蹟 2015年12月06日 | 日常 久しぶりに文庫本のまとめ買いが出来たので、ゆっくりと本を読んでいます。 東野圭吾さんの作品はガリレオシリーズしか読んだ事がなかったのですが、物語の最初から最後までしっかりと組み立てて描かれているので、頭の中でイメージしやすいと思います。 幸せになるためには何が必要なのか、長い時間の中で存在する確かなモノ、迷うとは何か、悩みの本質とは何かなど色んな事を考えさせてくれて、良い本に出逢ったなと思わせてくれます。 白紙の悩み相談への返事はストーリーの最後を飾るにふさわしいものでした。 また読み返してみたいですね。
お墓参り 2015年11月29日 | 日常 父親と二人でお墓参りに行ってきました。 僕は生まれも育ちも因島ですが、幼い頃から父親の故郷である呉市に何度となく足を運んでいます。 他の家はどうか分かりませんが、うちの家ではお盆やお彼岸、命日など事あるごとに両親(主に母親ですが…)がお墓参りに訪れるのです。 最近の僕はサッカーなどの用事に託けて、訪れる機会が少ないですが、それでも訪れる度に思い出を語ってくれる父親を見ると、こういう機会を作ることの大切さを感じます。 まあ、父親の思い出の一つに写真の「よいこばし」の上でケンカをしたという、全く良い子とは言えない所業もあるのですが…。 さて、お墓はトンネルの上の寂れた墓地にあります。 普段から手入れがされているようなら墓地ではなく、イノシシに荒らされているお墓もたくさんあります。 でも、ここからは呉の港が見えます。 きっと、ここで暮らしてきた先祖にとって大切な景色だと思います。 またお墓参りに行かなくちゃね。
おもてなし課 2015年11月24日 | 日常 自分にとっての常識が周りの人にとっての非常識である事は少なからず有ります。 一つの事象を見る視点でも「当たり前のこと」として捉えるか、「素敵なこと」として捉えるかによって、色々な事が変わってきます。 そんな事に気付かせてくれる小説です。 この本を読んで自分の生活している場所が好きになれるし、また高知だけでなく、他の色んな地域に行ってみたいなと思わせて貰いました。 次は何処に行こうかなぁ。
最初と最後 2015年11月16日 | 日常 「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」 タイトルからして恋愛小説なのは分かっているのに手に取ったのは、心のどこかで恋愛を求めているからでしょうか。 そんなことは関係ないのですが、本屋に平積みされていた中から目についた一冊です。 小説の中で語られる世界を表現するのには様々な矛盾が立ちはだかります。 きっとテーマを考えついても実際に小説に書こうとすると行き詰まる事が多いと思われるのです。 そこを怖れずに作品にした事に尊敬の念を抱きます。 そして恋心や運命の人との過ごし方も素直な表現だと感じました。 少し時間が経ってから読み返してみようと思います。
自主防災訓練 2015年11月15日 | 日常 町内の自主防災訓練が行なわれました。 消防団としても住民の皆さんが防災に関心を持ってくれるのは有難いことなので、協力させてもらっています。 今年は防災ヘリコプター「メイプル」にも協力して貰って、住民の方を吊り上げて避難させる訓練も行なわれました。 担当の現場が違ったので、近くで見る事は出来ませんでしたが、普段とは違った形の訓練で関心を持ってもらえた事と思います。 秋の火災予防週間は終わりますが、災害の少ない地域であって欲しいと願います。
手伝い 2015年11月12日 | 日常 生まれたばかりの子どもは大きな手に包まれます。 また、その手によって、ご飯を食べさせてもらったり、オムツを替えてもらったり、抱っこしてもらって成長していきます。 そして、歩くようになるとその手を繋いで守られながら自分の世界を広げていきます。 その手の先はいずれ、親から友へ、そして友から恋人へと変化していきます。 そうしながら、愛すべき人の手を取り、今度は我が子の体を包み込み、小さな手を繋いで歩きます。 子どもが成長するにつれて、自分の手の先は再び愛すべき人へと戻り、 さらには親の手を繋ぎ、背中をさすり、体を支えます。 また、歳を重ねていき、誰かの支えが必要になった時、我が子や孫の手助けを求めるかもしれません。 最期を迎える時には愛すべき人の手を握っているかもしれません。 手伝いとは、手を通じて想いを伝えること。
倉敷美観地区 2015年11月09日 | 日常 倉敷駅の近くに大きなアウトレットモールが出来ていて、スポーツブランドのお店もあるし、かなり魅力的な空間らしいので一度は行ってみたいと思っていたのです。 そんな魅力的な空間に行っても貧乏性の僕はウィンドウショッピングに終始してしまい、お金の使い方を知らない事を再確認しました。 さて、倉敷といえば美観地区に行かずに帰るのは勿体無いので足を延ばしてみました。 初めて訪れる場所ですが、この空間はアウトレットモールよりもしっくりときます。 少し色づき始めた木々も店構えも心を穏やかにしてくれます。 グルッとひと回り散策しましたが、また訪れてみたいですね。
日御碕灯台 2015年11月08日 | 日常 日本海を見に行こう!と思いつき、日御碕灯台へ行ってきました。 尾道松江道を途中で降りて、三瓶山の前を通りながら、まずはサンドミュージアムへ向かいます。 砂時計一年計の大きさと緻密さに圧倒され、鳴き砂に驚き、砂の種類の多さに感嘆しました。 決して大きな施設ではありませんが、とても楽しむ事が出来ました。 さて、ここから日御碕灯台へは海沿いの道を進みます。 途中の道の駅で海鮮丼を食べて笑顔になって、日本海の波の荒さに感動します。 日御碕灯台に着くと、灯台に登れる事を知って、高所恐怖症にも関わらずに登ってみました。 柵があるのに腰が引けましたが、水平線って凄いですね。 いつも見慣れている海の景色は島陰があるのに、ずっと先まで海なんて…! どちらが綺麗なんて言えないけど、日常も非日常もどちらも素敵です。 島根県はまだまだ行きたい場所があるので、また出掛けてみようと思います。