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浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

君の膵臓をたべたい

2016年01月19日 | 日常


「君の膵臓をたべたい」
言葉だけでは猟奇的なイメージが浮かびますが、表紙に描かれた絵を見ると、それが悲しい物語なのだろうと想像します。

物語の細かな部分では拙さを感じますが、印象的な言葉や主人公2人のやりとりなどは好感が持てて、僕が好きな本の一つです。

霧の森

2016年01月15日 | 日常


霧の森大福って、有名なんですね。
高知道の新宮インターで降りると、すぐそこに道の駅「霧の森」があります。
コテージや温泉、レストランなどがありますが、多くの人が訪れる道の駅とは思われません。

たしかに自然豊かな土地を活かして、川遊びや夜空を楽しむ事が出来るので、夏には沢山の人が訪れるのでしょう。

しかし、冬の寒い季節に多くの人が訪れている事に驚きました。
皆さんの目当ては霧の森大福だというのでさらに驚きました。

因島の「はっさく大福」もそうですが、世間で注目される食べ物があると、他の観光資源がそんなに無くても人は訪れるんですよね。

もちろん、僕も霧の森大福を買って帰りました。

帰る途中の高速道路では、野生の猿が佇んでおりました。
野生の猪は見慣れていますが、猿には驚きました。
申年に猿に会えたので、今年は何かいい事があるかも…。

カラスの親指

2016年01月11日 | 日常


以前、オススメして頂いた「カラスの親指」を読みました。
世間知らずを自覚している僕は、自覚を持って人を騙したり、傷つける事に触れると拒絶反応を示します。
そこに悪意があるとか、止むにやまれない事情があるとかは一旦置いておきます。
とりあえず本を読むにしても心の準備が必要になるのです。
かなり周りに影響を受け易い人間なので、何の準備も無いままに読み進めると自分自身が傷ついていまう恐れがあります。

さて、そんなわけで一冊を読み終わるまでに時間がかかってしまいました。
ただ、この本は実際に読み終わると様々な事が分かってくるので、嫌な思いが残ったりする事はありません。

本の中に理想的な詐欺と理想的なマジックについて語られている場面があります。

どちらも相手を騙すという行為が存在しますが、本質は違うという事です。

そうだとするならば、自覚を持って相手を騙そうとする時、相手が不利益を被る事の無い形で行なって欲しいものです。

うまく纏まりませんが、また一つ自分の世界が広がった気がします。

はなちゃんのみそ汁

2016年01月11日 | 日常


家族が過ごした時間を2時間の中に詰め込む事は出来ません。
でも、その想いを込める事は出来るのかもしれません。

映画「はなちゃんのみそ汁」を観てきました。
書籍でもドラマでも多くの人に知られている実話に基づくお話です。

親になって初めて自分の命をかけてでも守りたいモノを知ります。
幸せになって欲しい存在がいる事を知ります。

東北地方

2016年01月07日 | 日常


先日のこと。職場で都道府県名クイズをしている声が聞こえてきました。

「日本の首都は?」
➡︎「東京」

「日本列島の一番北側にある都道府県は?」
➡︎「北海道」

「海が無い県で、大仏が有名なのは?」
➡︎「奈良県」

「出雲大社があるのは?」
➡︎「え~っと、鳥取県?あっ、いやいや島根県!」

「東北地方の一番端っこの県は?」
➡︎「青森県」

んっ?ちょっと待ってよ。
何か引っかかるんだけど…。

たしかに青森県は北の端っこにはなりますけど、福島県だって東北地方の南の端っこだし、秋田県だって、岩手県だって、宮城県も山形県も一番端っこの県なんだけどね。

いや、まあ僕が捻くれてるだけなんですけどね…。

図書館戦争

2016年01月01日 | 日常


年末年始に休みを貰える事に感謝しながら過ごしています。
多くの人が浮かれている中で頑張って働いてくれている人がいる事にも感謝します。

さて、そんな貴重な休日ですが、少しだけ身体を動かして、殆どの時間を家で過ごしています。
今はどこに出掛けても人が多いですし、家族と過ごせる時間も大切ですしね。

そうは言っても、ずっと喋るわけでもなく、ただ傍に居るだけなんですけどね。

おかげで読書の時間が沢山あります。

今回は有川浩さんの「図書館戦争シリーズ」を読むことが出来ました。
「県庁おもてなし課」を読んで、興味を持って他の著書も読ませて貰っています。

こうしてブログに言葉を紡いでいると、どんな言葉を使うのか悩む事があります。
自然と文章になる事もあるし、同じ事を伝えるのにも表現を何度も修正する事もあります。(だからと言って適切な言葉を選べているわけでもありませんが…)

ただ、差別用語について特別に気をつける事もしていませんし、表現の自由について深く考える事もしていなかったのだと気付かせて貰いました。

英語にも日本語にも素敵な言葉が存在します。
それは人が素敵な言葉にしてきたのだと思います。

言葉の大切さを教えてくれる本ですね。

年末特別警戒

2015年12月30日 | 日常


2015年も残り2日となりました。
消防団では年末特別警戒を実施中です。
12月に入ってから因島では住宅火災が続いていますから、気を付けて過ごしてほしいですね。

拍子木の音と火の用心の声が聞こえたら、火の元を確認してみてください。

来年を良い形で迎えましょう。

山の日

2015年12月25日 | 日常


2015年もあと1週間となりました。
新しいカレンダーを見ながら、仕事の予定を立てています。
そんなふうにカレンダーを巡っていたら、8月で手が止まりました。

アレッ?8月11日が赤くなってるじゃん。
もしかして誤植?

と思いながら、調べてみると「山の日」として祝日になったんですね。
勉強不足です…。

仕事柄、年間の休日数が決まっているので、祝日が増えても休日は増えません。
もちろん夏休みのある学生たちも休日は増えません。

でも何となく嬉しいですよね。

コトバカタチ

2015年12月11日 | 日常




自らの中にある想いを言葉にして、其れを何かしらの形にして表現すると"何か"を伝える事が出来ます。

感謝の気持ちを「ありがとう」の言葉で表現する時、不貞腐れたように発するのか、満面の笑顔で口にするのか、あるいはパソコンで表示した文字をプリントアウトするのか、好きな人を想い浮かべてペンを持つのか、その表現で何が伝わるのでしょうか。

もしかしたら自分の想いとは違った"何か"を伝えているかもしれません。
それは自らの想いを適切に表現できるカタチを見つけられていないからかもしれません。


先日、職場の同僚(と呼ぶのは烏滸がましいですが…)から、「娘が書道の展示会をしているから、もし良かったら見に行ってみて」と教えてもらったので、足を運んでみました。

書道と聞くと、堅苦しいモノをイメージしていましたが、書道の中で自分らしいカタチはないのかと探している姿がそこに在りました。

とても純情で、迷いや不安も抱えて、色んな事に影響を受けて、でも自分の原点を忘れない若者の姿が在りました。

素人の僕が言うのもおかしい話ですが、きっと彼女はこれからもっとカタチを変えていくのではないでしょうか。
そして、今回と同じコトバをカタチにする時、また違った印象を与えてくれると思います。