朝日の1面トップ記事は「9日ぶり 80歳と孫救出」。
夜のNHKテレビのニュースも同じく、これがトップニュース。
もちろん、助かってほんとによかった、と思うが、これは、9日間、発見されなかった、というニュースだろう。救助が遅かった、といえるのだ。そして、まだ生きていて、発見されていない人もいるかもしれないのだ。救出にまだまだ努力しなければならないのだ。それなのに、テレビ局は病院に入院したばかりの少年の病室にまで入って、詳しく様子をインタビューをしていた。その姿勢が、よくわからん。そこまでインタビューするなら、東電の社長にインタビューせよ。
原発事故のニュースでは、危険な最前線で働く人々に報道の重点を移しているように思える。昨日から、今日も、消防庁の人の会見をくりかえしテレビで放送していた。
むろん、消防庁の人(自衛隊、その他最前線で働く人たち)の働きには感謝するし、拍手を送りたいが、しかし、これも原発事故が収束してからでも遅くはあるまい。中継の会見で3人の人に家族にどう伝えたか、という質問で、一人は、「安全を確認できなかったら、仕事はしないよ」と答えていたが、テレビのニュースでは、この人の答えはカットし、「信じて待っています」「救世主になってください」といわれたという二人の話しか放送していない。この原発事故騒ぎの中、プロジェクトXの英雄談にしたいのだろうか。
原発事故で国民が心配で、注視しているのは、なによりも、原発の事故の真実の状況(作業の進行状況ではなくて)と、放射線の影響だろう。
今日の新聞でいうなら、「農産物に放射能、計5県」がトップにくるべきだろう。本来なら、これがニュースだ。
ところが、新聞もテレビも、「心配はありません」の一点張り。
「心配ありません」といいながら、野菜は出荷停止、水は「飲まない方がいい」という。わけわからん。
古くは田中正造の足尾銅山、戦後なら水俣病、専門家たちは、「心配ない」といってきた歴史があるので、素直に信じられないのだが・・・。
夜のNHKテレビのニュースも同じく、これがトップニュース。
もちろん、助かってほんとによかった、と思うが、これは、9日間、発見されなかった、というニュースだろう。救助が遅かった、といえるのだ。そして、まだ生きていて、発見されていない人もいるかもしれないのだ。救出にまだまだ努力しなければならないのだ。それなのに、テレビ局は病院に入院したばかりの少年の病室にまで入って、詳しく様子をインタビューをしていた。その姿勢が、よくわからん。そこまでインタビューするなら、東電の社長にインタビューせよ。
原発事故のニュースでは、危険な最前線で働く人々に報道の重点を移しているように思える。昨日から、今日も、消防庁の人の会見をくりかえしテレビで放送していた。
むろん、消防庁の人(自衛隊、その他最前線で働く人たち)の働きには感謝するし、拍手を送りたいが、しかし、これも原発事故が収束してからでも遅くはあるまい。中継の会見で3人の人に家族にどう伝えたか、という質問で、一人は、「安全を確認できなかったら、仕事はしないよ」と答えていたが、テレビのニュースでは、この人の答えはカットし、「信じて待っています」「救世主になってください」といわれたという二人の話しか放送していない。この原発事故騒ぎの中、プロジェクトXの英雄談にしたいのだろうか。
原発事故で国民が心配で、注視しているのは、なによりも、原発の事故の真実の状況(作業の進行状況ではなくて)と、放射線の影響だろう。
今日の新聞でいうなら、「農産物に放射能、計5県」がトップにくるべきだろう。本来なら、これがニュースだ。
ところが、新聞もテレビも、「心配はありません」の一点張り。
「心配ありません」といいながら、野菜は出荷停止、水は「飲まない方がいい」という。わけわからん。
古くは田中正造の足尾銅山、戦後なら水俣病、専門家たちは、「心配ない」といってきた歴史があるので、素直に信じられないのだが・・・。