虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

めまい

2011-03-30 | 新聞・テレビから
東電の社長は、めまいがする、ということで入院したそうだ。めまい、なら、わたしも、今年になってからよくするようになった。立ち上がったり、姿勢を変えたりすると、外界がぐるぐる回り出す。歩くときもまっすぐ歩けないときもある。なんだろう?とちょっと心配だけど、しかし、病院にはいかない。社長は、どんな症状なのだろう?

下請けの作業員が放射線を浴びながら、危険な仕事をしているとき、めまいくらいで、撤退しないでほしい。これだけの非常事態だ。責任者としてめまいを感じないほうがおかしい

菅首相が東電に乗り込んで、「撤退はさせない」と対策本部を設置した日から対策本部から姿を消し、東京の本社の休憩室に引っ込んで電話で指示をしてきたという。

アメリカの新聞は、「東電の社長、雲隠れ」という東電社長の無責任を批判する記事が出たそうだが、日本の大メディアはそんな記事を書けるのだろうか。


テレビは深刻な事態とはいいながら、あいかわらず、まだ「心配ありません」と冷静な報道ぶり。いろんな専門家が出てくるが、専門家はほとんど「心配ない」といっている。今日、見た専門家は海が汚染されるのでは?という質問に、「心配ないです。海は広いですから」が答えだった。かれらは、ほんとに専門家なのか?

東電、保安院、官房長官の中継をしなくなったので、もうテレビのニュースでしか原発情報を知ることができなくなった。

計画停電、といってるけど、実施したり、中止になったり、ちっとも計画停電になっていないではないか。適当、無計画停電だ。

東電が、日本のメディアにどれだけ力を持っているのか、今回の事故でよくわかった。