虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

和霊神社のうしおに

2011-03-08 | 宇和島藩
納骨式のあとは、参列者の会食会が通例のようで、磯津のお墓で納骨式が終わったあとは、宇和島で会食をすることになった。
この日はオリエンタルホテルに泊まった。オリエンタルホテルの前が和霊神社なので、会食まで時間があったので、一人で和霊神社まで散策した。立派な神社だ。宇和島では、この和霊神社と宇和島城の天守閣が二大名所だ。

和霊神社には、坂本龍馬の祈念碑も建っていた。竜馬は土佐を脱藩する時に、坂本家の屋敷神である和霊神社の分社(土佐にある)に祈願してから出発したらしい。竜馬は宇和島にも来たことがるから、当然、この和霊神社も参詣したにちがいない。

神社の横に、うしおにの顔面が飾ってあったので、カメラにおさめた。
ちなみに、この和霊神社は、主君に上意討ちされた家老山家清兵衛の霊を祭る神社です。

会食会には20人ほど参加した。みな親戚なのだが、めったに顔を合わせたことがく、初めて顔を見た人もいたのだが、やはり親戚なのか、親密な雰囲気に包まれるのは不思議だ。「宇和島は自分のことを「じぶん」というのですか?」と前から気になっていたこを聞いた。「いや、いわないよ」とのことだった。そうか、やはり、ぼくの勝手な思い込みだったのだ。宇和島の方言で有名なのは、なんといっても「がいや」「おっとろしや」だな。

宇和島には、「うしおに」という名の日本酒もあった。

ひたすら飲んでいたのだけど、会食会の最後、突然、「いとこ頭だから締めの挨拶を」と指名される。聞いてないぞ。

祖母の話は一言も述べず、みなさん、ぼくのために今夜は集まってくれてありがとう、いろんな人に会えて楽しかったぞ、なんて挨拶をした。自己中心いう性格は死ぬまで治らぬものらしい。アーメン。