らんかみち

童話から老話まで

ドラマ「ラブレター」のダウンロード

2009年02月19日 | エンタメ
 昨日の続きというわけじゃないけど、またも島の話で、TBS系列のドラマ「ラブレター」がもうすぐ完結するのを待たずしてノベライズ本が発売されたらしい。純愛もので、ストーリーの掴みはざっとこうです。
 小豆島にある閉校寸前の小学校に転校してきたのは、自分の娘を亡くして喪失感に苛まれる島の夫婦が、亡き子の代替として施設から引き取ってきた耳の聴こえない女の子。彼女には里親と仲良くする気持ちなど無く、実の母を探すまでの仮の宿にするつもりだった。
 この設定だけですでに泣けますが、毎回のエピソードが一々涙を誘う非常に良く出来たドラマなので、ぜひ本を読もうと思ってます。
 
 ノベライズというのは何冊か読んだことありますが、ドラマを越えるものは少ないんじゃないでしょうか。というか、先に本を読んでいたら逆のことを言っているかも知れませんが。
 このドラマは最初から全て観ているわけではないし録画もしてません。なのでネットからダウンロードして観直そうと思うのに、1話が25分あるのでyoutubeなんかには置いてないようです。
 
 上手に探せば見つかるのかもしれませんが、中国の動画サイトに全話が見つかったので落とそうと試みたところ、これが非常にめんどくさい。日本のドラマを違法アップロードしておきながら、日本からのアクセスが制限されているのもその理由の一つです。
 もっともそれは、プロキシサーバーというのを通して接続すれば問題ありませが、1話が4つのファイルに分割されていて、別々に落としたものを再結合しないといけないだけでなく、中国語のテロップや字幕がくっついていてうるさい。
 せっかくうまく結合できたからといって、その画面サイズはワンセグ並なので、迫力も何もあったもんじゃない。DVDが発売されたら買えば良いようなもんですが、貧乏根性と変人魂が易き流れるのを許してくれないのです。
 
 ところで、この作業をしたぼくも違法行為に手を染めたことになるのでしょうか。たぶんそうだと思いますが、著作権侵害は親告罪です。「TBSさん、落として観ても良いですか?」と聞けば、「良いよ」とはおっしゃらないにしても、黙認してくれたら罪には問われないはず。それだけでなく、制作サイドにしても、ネットに乗ることでPR効果が期待でき、本やDVDがその影響で売れるのなら文句を言う動機も無いのでしょう。
 
 厳密に言えば、他人のフンドシで相撲をとっているとはいえ、中国のサイトに日本のテレビドラマがアップロードされた時点で、アップロードした人にも何らかの権利が発生しているのかもしれません。たとえば、「オレが訳して字幕を付けたったんや」みたいな。
 TBSさんがそういった行為を奨励していると言わないまでも、喜んで観させていただきます。全60話、つまり240回のダウンロードと再結合という、血のにじむような労働の対価として。

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