らんかみち

童話から老話まで

映画「神童」を観てしまった

2012年08月10日 | エンタメ
 目はまだ十分回復しておらず、新聞を読むのが辛いので一週間分ためてしまった。そんな体たらくでありながら、テレビをつけたら映画「神童」を放送していて、ついつい観てしまった。

 原作の漫画のストーリーは踏襲しつつも、映画では耳が聞こえなくなる天才少女ピアニストのその後、が描かれていない。病気を乗り越えて一躍スターになったのではなく、聴力を奪われたピアニストが今までとは全く異なる人生を歩み始める、「生きる」といのがテーマのはず。

 原作では残酷ともいえる運命を少女に背負わせているので、映画で表現するには重すぎたかも。それこそ天才子役を主演に起用しないと難しかろう。しかしま、ラブストーリーなんかをからめ、それなりに成功した映画なのかもしれない。というか、あの冴えない男の役、松山ケンイチだったのか!

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