らんかみち

童話から老話まで

一祭さって、また一祭、災難と似ている

2009年10月15日 | 陶芸
 近所に住んでいる叔母さんが「手を切ったから病院へ連れて行け」とか「叔父さんが入院したから云々」とまあ、夜中だろうが早朝だろうが、酒を飲んでいなけりゃ対応するけど、怒涛のようにせがまれることもしょっちゅうで、オレ介護タクシーやろうかなぁ……。
 
 近所に年寄った親戚がいる煩わしさいうのは、経験してみて初めて分かりました。それだけでなく、この村は異常と思えるほど行事が次から次へと押し寄せてきて、そのたびに村人同士が顔を会わせるから、仲が良いといやそうですが、確執もその分だけ増える、いうわけです。次は段原神社のお通夜だったかな、問題が起きないことを祈ってます。
 
 そんなことより、文化祭があるって忘れていた! 祭り祭りと、このところの心労からようやく開放されたと思っていたら、陶芸クラブに義務付けされている文化祭へ出す作品ができていないのです。
 陶芸クラブでは自分が作りたいものだけ作ってきたので、見せる作品のことが頭に無かった。ここんとこ大井戸茶碗に夢中になっていたけど、そんな見てくれの悪い、しかも出来損ないなんて展示できようはずもない。大皿を壊さんかったら良かったんけど、後の祭り。
 
 一連の流れで今日はゴブレットシリーズを挽きました。大きさや形が不揃いなのは、まだぼくらしいゴブレットの形が決まらないからです。自分らしいというのは美しいという意味ではなく、ワインなり焼酎なり、ビールや日本酒を飲んでみて、これが素敵! と思えるものが目標です。
 日本酒以外の酒はガラスの器で飲むに限る、と思っているぼくなので不可能に近い目論見ですが、それはそれで挑戦し甲斐があるというものです。

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