らんかみち

童話から老話まで

厚生労働省は健康詐欺に学べ

2008年10月24日 | 暮らしの落とし穴
 脱メタボを目指す「元気アップ講座」を受け、とても有益だと感じました。でもメタボリック症候群の人がどのくらい健康保険の運営を圧迫しているのか分からないばかりか、講座を受けたら健保の健全運営にどれほど貢献できるのかも分かりませんでした。
 
 メタボの人がいなくなれば医療費が削減されるであろうことは容易に理解できるんですが、今日の講座を受けている人はみんな健康意識が高く、太って入るけれど肥満を解消するために運動をしたい、あるいは実際にやっているという人ばかりです。
 
 本来なら健康意識が低いか、肥満であることが分かっていてもどうしていいか分からない人が講座を受けてしかるべきでしょう。そういう人たちを表に引っ張り出すにはどうしたらいいんでしょうね。
 検診をして、数値がこうだからあなたは早死にしますよ、なんて脅すのはむしろ逆効果で、こうすればあなたは長生きできますよ、みたいな得するイメージを打ち出すべきではないでしょうか。
 
 厚生労働省には「健康詐欺」をいち早く取り締まってもらいたいんですが、人気の「健康詐欺」のノウハウも勉強して、その魅力的な手法を取り入れるべきではないかと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿