らんかみち

童話から老話まで

新しい物語の作り方

2015年01月10日 | 童話
 スマホに入れている英語ソフトはなかなかの出来で、デュオリンゴは基礎的な文法から教えてくれる。毎日「勉強の時間だよ」とケツを叩かれるので、重い腰を上げることもしばしば。
 えいぽんたんの方はゲーム感覚で気楽に遊べるのが良い。待ち時間にちょいと遊ぶだけで勉強したような気分になるし、単語を忘れてしまうのを防止できる。課金されるのを覚悟するなら、本格的に勉強できるみたい。

 こんな良くできたソフトがあるなら、童話を書くソフトもあると良いな、そんなことを夢想していたら、本当にあるんだそうな。テーマを決めて梗概を設定し、エピソードを入力したら自動的に結末まで文章をつなげてくれるという。
 そんな作品が人を感動させられるのかなぁ、と眉につばを付けながら考えているけど、出来の悪いテレビドラマなんか観ていたら、これぞソフトが作っているんだ、と思うときもある。

 なんのCMだったか、桃太郎と金太郎、浦島太郎の三人が物語について話している。金太郎が浦島と桃太郎に「お二人ともストーリーがメジャーですよ」と、彼にストーリーがないことで自虐的になっている。そこで二人は「じゃあ新しい話を作ろうよ!」と金太郎を励ます。
 そういや金太郎はキャラが立っているけど、桃太郎や浦島太郎のように後の定型になるような物語がない。そこで金太郎を新しい英雄に育てようと……そうか、auのCMだったのか!