らんかみち

童話から老話まで

インフルエンザ・ワクチンを打たない主義

2015年01月08日 | 暮らしの落とし穴
 インフルエンザが猛威を振るっている。愛媛県も警報レベルの流行らしく、病院に行くのも命がけみたいだ。
 高齢者のために「ワクチン接種券」というのが送られてくるけど、母を病院に連れて行ってそこで感染、なんてこともあるかと心配になる。いや心配なのは、そもそもワクチンが効果を発揮してくれるのかどうか定かでないということ。

 鶏卵にインフルエンザウィルスを注射して、というくらいのワクチン製造法は聞いたことあるけど、そのウィルスは「流行の予測」に基づいて選ばれているらしい。だからハズレもあるわけで、そうなると一年前に作ったワクチンの在庫処理に貢献しているだけの可能性もある。

 厚生労働省のホームページを読んでもワクチンが効くとは書いてない。そもそも効くという言葉の定義がされていない。ただ、「ワクチンの最も大きな効果は、この重症化を予防する効果です」とは明記されている。つまり感染するのは防げないけど、重傷化を予防する効果は「期待できる」らしい。

 副反応についても書いてあるけど、読めば読むほど迷いが生じる。何もしないよりは接種した方が良いというのは分かるけど「覚悟はしておけよ」ということだろうか。
 ということで、毎年「消極的防御主義」を決め込んでいる。今までのところは幸運が続いている。