らんかみち

童話から老話まで

最初で最後の忘年会は、腹が立つ!

2013年12月04日 | 暮らしの落とし穴
     

 今年、最初で最後の忘年会。忘れたいことは山ほどあるけど、忘年会は一つだけで、いや、いくつあっても足りない。だからどうしても出なくてはいけない自治会の忘年会だけに出席する。

 日頃、天然鰻や天然鯛を食べている島のおっさんたちをもてなす料理じゃない。なのにここ10年くらい同じ料理なんだそうな。予算も限られているから仕方ないけど、正直みんな食傷気味かな。

 市役所の職員との忘年会って趣きもあるんだけど、お願いした仕事を遂行してよねって、爆発しそうになる自治会長は多いはず。「まあまあ、我々も頑張っていますので、生ぬるく見てやって下さい」と酌をしに来られたら無下に断るわけにもいかない。

 上手くできたからといって誰にも評価されることのない仕事をやっているのは、役所の人間もぼくも同じ。ただ、連中は給料をもらいながらもエクスキューズがあるのに対し、ぼくたちはボランティア。ぼくは無償で、崇高な任務の遂行に酔いしれているナルシスト……冗談じゃないぞ、市役所の職員さんたちも退職した暁には損長をやるんだよ!