らんかみち

童話から老話まで

アーティチョークを持ち込む生態系破壊

2013年05月04日 | 暮らしの落とし穴


 一週間ほど前、アーティチョーク仲間の畑を巡回中にアマガエルを発見。春らしい日差しにもかかわらず気温が低いためか、携帯を近付けても動かない。いつまで待っても温かくならないので、ちょっとフライング気味で生まれてきた個体なんだな。

 新たなアーティチョーク畑(というか庭)も発見していたんだけど、持ち主と会うことがなかったので良く観察することが叶わないでいた。しかし昨日ようやく育てていると思われるおばちゃんに会って話すことができたんだが、「アーティチョークは食用にするやつでしょ、これは別の種類の大きなアザミじゃないでしょうか」と、ぼくの楽しみに水を差す答えが返ってきた。

 いわれてみたら、カエルが乗っかっているアーティチョークの葉っぱみたいな面積がない。とても細い形状をしていて、野山で見かけるアザミの大きいやつだ。もしかしたら栽培が上手で大きくなったんだろうか。

 アーティチョーク仲間にはなってくれそうにないけど、いつの日にか苗を無理やり渡して栽培をそそのかそう。また外来種を持ち込んで生態系の破壊に手を貸すってか? 鎖国の時代にオランダから入ってきたアーティチョークだから、許されるでしょ。