らんかみち

童話から老話まで

役に立つ人間とそうでない人間の境目

2010年01月04日 | 暮らしの落とし穴
 聞いたことのない女性名で年賀状をいただき、うわっ新手のフィッシングか! しばらく警戒してたわけですが、あぁ〇〇さんか、へぇ、こんな名前だったの、コードネームで呼んでたから分からんかったがな。で、今更年賀状でもなかろうってんでメールで済ませてしまいました、なんとも心のこもってないことで。
 
 ビールとワインと日本酒など少しと、ウィスキーのボトル1本を夜ごと兄と二人で空にしていたアルコール漬けの日々が終わってみれば、さすがに体調悪いぞ。しかも1kgの体重増加とくりゃ七草粥だけど、7日が陶芸倶楽部改め料芸クラブの日。蕎麦を打たんといかんのだが、七草蕎麦ってぇのはどんなもんじゃろ。かけ蕎麦の汁はおばちゃんたちに任せたので、どんなことになるやら。
 
 何かと世話のやける兄が帰っていったのでちょっと楽になったけど、あんな役立たずでもいなくなれば一抹の寂寥は感じるものですな。役には立たんけど、あれが帰ってきたら母がせっせと食事を作るので、母のボケ進行の抑止には貢献できるでしょう。
 ぼくと母が暮らすより、兄と暮らす方が良いんです。母より兄の方が先に死ぬでしょうし、それまでに母は兄を介護する楽しみができ、より長生き出来るんじゃないかと考えるなら、兄はぼくよりよっぽど役に立つ人間なのではあるまいか。