らんかみち

童話から老話まで

またもや葡萄酒の密造に手を染めました

2008年10月20日 | 酒、食
 去年イチジクワインを造って大失敗した経験から、今年はイチジクをミキサーにかけてから乾燥酵母を入れました。それでも醗酵が始まったら、種や繊維が果汁と分離して容器から噴き出しました。やっぱり果汁を絞ってから酵母を入れないといけないようです(どのみち美味しくなかった)
 
 そこで葡萄のワイン造りも、果汁に絞ってから再チャレンジしてみました。前回は皮ごと手でつぶして、種のあるまま醗酵させたんですが、今度はいちいち皮と種を除いてからミキサーにかけてみました(巨峰なのに白ワインっぽく)
 ジュースにはなりましたが、問題は、ろ過する方法が難しいことです。綿布でこしてみても、澄んだ果汁にはできません。醗酵が終わったら酵母の死骸で更に濁るので、結局どぶろくにしかできないんです(上澄みだけを使うのは歩留まりが悪すぎ、もったいない気がします)
 
 1週間も醗酵させれば通常のワインのアルコール度数になるのかもしれませんが、そこまで待っていると醗酵とは別の、何か恐ろしいことが起こりそうなのでやったこと無いです。
 安ワインはステンレスタンクとかホーロータンクで醸すんでしょうが、できればオーク樽を使って高級ワインなどを目指したいです。そういうキットが売られてないものでしょうか。無いでしょうね、密造ですもん。