らんかみち

童話から老話まで

ネットでもリアルでも思いやり

2008年10月10日 | PC WEB
女子高生自殺、元同級生を侮辱容疑で書類送検 福岡県警(朝日新聞) - goo ニュース

 よくもまあこんなセリフが書き込めたもんだなと驚きますが、小学生のころを思い出してみたら似たようなセリフをぼくも女の子に向かって吐いたことがあります。そしたら担任にちくられて親に伝わり、相手に謝りに行ったら、帰りにプレゼントをもらって、はてな? どうやらその子はひそかにぼくのことを……。今思うとあの子が自殺しなくて幸いでした。
 それにしてもこれくらいのことで自殺するなんてと驚きますが、それが思春期の不安定で不可解である上に、未来に希望を持てない世相なら何が起きても不思議じゃないのでしょう。
 
 ネットの巨大掲示板を読んでいると、「死ね」が「氏ね」から「逝ってよし」と変遷した表現で喧嘩してますが、これもネットの上でのエチケット(ネチケット)なんでしょうか。それとも単に変換ミスから派生した言葉の遊びでしょうか。いずれにしても、受け取る側はいくらか当たりが柔らかくなるのも事実です。
 
 ですがいくら言葉を柔らかくしても、女性が運営しているHPにはあまりちょっかいを出さない方が賢明かと思います。特にアイドルのファンサイトっぽいブログなんかは熱いですから、うっかりアイドルを批判したようなことを書いて大喧嘩になっているケースがあり、リアルでも喧嘩してるのを見たことがあります。
 
 全ての人がとはいわないまでも、ネット上の女性はおおむね一途で生真面目、逆にいえば融通が利かなくて冗談がつうじにくい傾向があるといえるでしょうか。男性なら適当に聞き流せることでも、「許しません!」と反撃されるたりしますので、女性のHPに書き込むときは注意が肝要です。
 もっとも、そういう痛い目に遭うぼくは思いやりを欠いているからだ、といわれればその通りかもしれません。ネット上でもリアルでも、思いやりが大切ということでしょう。