昨年、月イチという驚異的ペースで個展やライブドローイングをつづけていた石狩市の藤谷さん。
さすがにことしは、3月の「札幌美術展」でドローイングを発表したほかは、じっくりと制作に取り組んでおり、本格的な発表は半年ぶりとなった。
ひとことでいうと
「こんなの見たことない!」
というドローイングが並んでいる。
少なくても、一昨年の個展にくらべると格段の進歩である。
藤谷さんの絵を、単純なパ . . . 本文を読む
先年の道立近代美術館での個展の印象も新しい、流政之さん。
元海軍パイロットで、ご本人も、年齢を感じさせないカッコイイ方です。
ニューヨークの国際貿易センタービルの前に設置された作品が、2001年9月11日のテロでも壊れなかったことはよく知られています(ただし、その後の救援作業で撤去)。その作品の縮小バージョンが現在、同美術館の前に置かれています。
個展の前から、道内にはゆかりがあり、 . . . 本文を読む
創立こそ道展より新しいものの、道内に疎開していた画家を中心に旗揚げされただけあって、そうそうたる顔ぶれで戦後の道内美術史を飾ってきた全道展。
かつては、北岡文雄、佐藤忠良、本郷新、難波田龍起、川上澄生といった、ふつうなら県展には所属しないであろう大家たちも会員に名を連ねていた。
その後もいろいろな有力作家が登場したが、彼ら・彼女らがベテランの域にさしかかり、人生の最終章を見据えるころになった . . . 本文を読む
(承前)
以前も書いたけれど、札幌以外の地方都市でどのような展覧会がひらかれ、どんなギャラリーがあるのかを知るのは、美術館を別にすれば案外むつかしい。
釧路・根室については、北海道新聞の毎週金曜の夕刊釧路版と夕刊根室版に「四季彩」というコーナーがあり、多いときで40もの展覧会日程が載っている。でも、他の地方でこれを見るのは困難だ。
最近出た「くしろアートマップ」に、「釧路画廊」というのが . . . 本文を読む
転載します。
6/25(水) 『 サッポロ・アート・トーク vol.3 』を
『 CAI02 』 札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2にて
19:30〜21:00 開催いたします。
ゲスト・アーティストには、ディディエ・クールボさんをお迎えします。
3回目にして、初の海外作家、フランス人アーティスト!
ディディエさんは世界中の国際展などで、相当活躍されている
キ . . . 本文を読む