北海道美術ネット別館

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■ICC+S-AIR 2008創造資源開発事業 前期滞在成果展

2008年09月29日 20時50分35秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 国内外から美術作家を招いて札幌に滞在、制作してもらう活動を地道につづけているNPO「エスエア」。
 ことし上半期に招聘(しょうへい)したアーティスト2人の、札幌での成果を発表する展覧会が、このほど相次ぎひらかれましたので、簡単に紹介します。 

 一人目は、アイスランドから来たマグノス・スヤープヘッドインスソン  Magnus Birkir SKARPHEDINSSON さん。
 アイスランドは地図で見るとそれなりの大きな島国ですが、人口は二十数万人で、ミニ国家といってもさしつかえない規模です。函館市や旭川市より人口が少ないんですから。
 そんな国に芸術大学がありアーティストがいるというだけで、ちょっと驚きです。
 右側に札幌で見かけたトンボ、左には、アイスランドの浜辺にいる大きなハエが、ドローイングされています。「魚のまわりをぶんぶん飛び回っている」ようなやつです。


           

 中央には、日本に来る際に飛行機の窓などから撮った映像を流すモニターのほか、虫のブーンという羽音を聞かせる装置が置かれています。

 彼の場合、サウンドパフォーマンスに接しないことには、批評はできないように思えますので、残念ながらこれぐらいにとどめます。


2008年9月19日(金) 12:00 - 20:00
9月20日(土) 12:00 - 19:00 (14:00-19:00、OYOYO市のため入場料500円がかかります。)
9月21日(日) 15:00 - 22:00( クロージング・パーティ&パフォーマンス 20:00 -)
OYOYO 大通まちxアートセンター(中央区南1西6 第2三谷ビル6階)

 

 もうひとりは、ドイツのパトリシア・トーマ Patricia THOMA さん。

 ごみでドレスを作り、天井からつり下げています。
 

                   

           

 首から胸のあたりは「ミルキーはママの味♪」がつかわれていました。

 このほか、ドローイングも数点展示されていました。


9月20日 (土) 12:00 - 22:00(オープニング 19:30 ~ * マグノス・スヤープヘッドインスソンによるライブパフォーマンスも同時開催いたします。)
9月21日 (日) 12:00 - 21:00
9月23日 (火・祝) 12:00 - 21:00
○入場無料*ワークショップのみ参加料がかかります。

D&D department(中央区大通西17)


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