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ギャラリー犬養から temporary space へ。2023年6月24日に訪れたギャラリーは9カ所(その3)

2023年06月25日 12時54分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 書くのを忘れていましたが、地下鉄琴似駅のメトロギャラリーで俳画展、西区ギャラリーで写真展が開かれていました。
 後者は、キャプションで謙遜していましたが、タワーマンションと星空の周回軌道をいっしょに撮るなど、けっこうおもしろい写真がありました。

 さて。
 「彫刻美術館入口」からジェイ・アール北海道バスに乗り、西28丁目駅で地下鉄東西線に乗り継いで、西18丁目駅で降車。
 「ろばのこ」で「12年目の3.11」展。

 菊水へ。
 ギャラリー犬養で、
・宮本文彦個展 sketch book
・志摩利希展 Frozen Love

 いつも北方の、秋冬の叙情をうたう志摩さん。今回は、夏っぽい版画がけっこうあります。
 人やアザラシの形に切り抜いた壁掛け作品や、粘土による立体小品も多くて、バラエティーに富んだ個展でした。

 志摩さんの版画小冊子(1000円)を買うため1階の喫茶店に入ったら、意外とすいていたので、ひと休みすることにしました。
 寄る年波には勝てないのか、なんだか疲労を覚えていたのです。

 スマートフォンを見たら、着信履歴あり。
 会社のデスクからです。
 オペラ演出家が亡くなり、道内とも縁がある人だとのこと。
 お言葉に甘えて仕事はそのデスクにおまかせし、後で会社に行くことにしました。

 北18条駅から temporary space へ行き、高臣大介さんのガラスのインスタレーション(25日まで)。
 何百というオブジェが天井からつり下がり、風や観客でぶつかり合って、鳴り響いています。
 美しい音なのですが、風鈴のようなささやかな音響ではなく、けっこう大きなボリュームです。

 はしごで2階に上ったら、以前からここで個展を開いているAさんと、彫刻家のT夫妻がいました。
 T夫妻によると、temporary space は9月まで予定が詰まっているとのこと。あるじは亡くなっても、場所は続く。興味深いというか、なんというか。

 さいとうギャラリーで「夏の女性展」を見て、出品者のko-aya さんと少しおしゃべりしてから、出社。


 これで、6月に足を運んだギャラリー・美術館は64カ所になりました。

(この項、了)  


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