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NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

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737号【ある溜め池の「ヨシノボリ」について】

2008-04-10 00:09:09 | Weblog

最近、ある溜め池にヨシノボリがいた。
そこは山際にある小さくも大きくもない溜め池。

例がほとんど無いという「溜め池のカワヨシノボリ」か、
または「トウヨシノボリ(縞鰭タイプ?)」なのか。

はたまた、見当違いも甚だしいのか。


■まずは全体写真をいくつか







パッと見た印象は、トウヨシノボリ「的」か。

ただ尾びれには、燈色斑紋はなく、雌雄とも縞鰭的な斑紋があるみたい。


■で、お決まりの胸鰭の軟条数はどうなんか・・






全部生かしているもんで、胸鰭撮影を試みて、画像で数えることにした。
(いちおう小さい中から大きめの個体を選んで)
 
  
  結果は、どうも19本~20本ではないかと思われた。


・・・何か、微妙。
条数の多いカワヨシとも少なめのトウヨシとも、言えるのか?


で、ある個体は左右の条数が、17本:20本のように見えた↓





■胸鰭の付け根にある斑紋



これだけをみると、トウヨシっぽいのか?
いやいや、そうとも言えんのか?


■飼育してると・・



画像の個体はかなり小さいヤツだけど、他のも同じ。
フワフワとよく浮かんで泳ぐ感じ。

それを考えたら、「トウヨシ」かなあ。



■結論


「どうなんですかね?」と皆さんに聞いてみたいな、と。



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3 コメント

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お知恵を拝借したいです (ブルぅ)
2008-04-11 20:56:36
前々から伺いたいと思っていたもので、コメントに投稿させて頂きました。
干潟の生き物に興味があるのですが、よい「図鑑」ないですかね?
ポプラ社の「干潟の図鑑」はピンぼけ写真が多い、とか聞いたことがあります。さかなの図鑑は持ってますが、エビ、カニからゴカイやら貝やら豊富に載っていて、お手頃な価格のヤツがないかなぁ、と思っています。シロートですが、いろいろ調べてみたくて。
返信する
どうでしょうか・・ (顧問イノウエ)
2008-04-13 13:09:17
本格的で、あれもこれもというようなのは
ないんじゃないんですかねぇ。

2001年頃、干潟に行き始めたのですが、そのころに
大阪自然史博の『干潟の自然』という特別展冊子を
いただいて、初心者のわれわれは重宝しています。

最近、『干潟ウオッチングフィールドガイド』
(誠文堂新光社)というのを購入しました。

2009夏に干潟の企画展をして、何かしら北九州の
干潟の冊子を作ろうと、今考えています。

ということで、こちらも勉強中ですね。
返信する
ありがとうございます (ブルぅ)
2008-04-13 19:07:27
回答ありがとうございます。

いろいろ探してみます。
干潟って、「あれも、これも」いろいろ居るんですよね~。
面白いけど、調べるとなるとちょっと厄介な・・・

また、よろしくです
返信する

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