9月30日(土)の話題
k藤部長。
彼は魚部の6代目の部長を務める一方、水生昆虫の主任でもある。
彼が1年生の時に書いたホームページの自己紹介欄には、
憧れの水生昆虫として「コバンムシ」の名前があげれている。
福岡県の沢山の池に入る中で、いつか出会えないか。
そう願いながら、網を入れているようだった。
しかし、1990年代半ばを最後に福岡県から記録が途絶えてしまった
この水生昆虫に、どうしても出会うことはできない。
あきらめた訳ではないが、もう時間が・・・ない。
そう、3年生なのだ。
受験態勢に入って、この新成虫シーズンもこの2年間のように
水生昆虫調査が今年はもう、できない。
■とりあえず、今日だけ。
k藤部長、出動した。
というのも、397号で書いた「豊田ホタルの里ミュージアム」の
k野さんが山口県のコバンムシ生息地を案内してくださることに
なったから。
生息地に到着し、入ろうとするk藤部長。
ここはもと水田で、養魚池だったらしい。
今は放置されて、ガマなどが繁茂する、浅い湿地になっている。
■他の部員も、
そして顧問イノウエも、中に入る。
k野さんが撮って下さった写真なので、顧問イノウエも登場。
顧問に続いて、1年M岡君がコバンムシ、「いましたァ!」。
しかし、k藤部長、全然音沙汰なし。
「ええ~? ホントに採れないの??」
と、k野さん。
「採れましたァ」
は、k藤部長に水生昆虫を仕込まれている、1年M岡君。
この後も、続々とコバンムシを連発。
が、我らがk藤部長、不発・・・
■もう、帰るぞ!
と痺れを切らしかけたとき、「やっと・・・来た!」
これが、憧れのコバンムシ。
グリーンの頭部が、スゴクきれい。
動きが緩慢なのかと思いきや、さにあらず。
かなり早い。
網の中で見るとコオイムシを小振りにした感じだけど、
スピードはコオイムシ以上。
「これって、やはり刺しますよねぇ?」
と夏にもナベブタムシに刺された顧問イノウエ、聞く。
「いやあ、痛いですよ・・・タガメ以上です。ズドンと来ます。」
とk野さん。
・・・すごい。
コバンムシも凄いけど、どっちにも刺されたk野さんはもっと凄い!。
k藤君、採ったところで終了。10個体ほど。
事前に伺っていたものの、本当に個体数が多い。
こういう環境でも繁殖していけるのか。
「ヒシやジュンサイが生える、古い池や沼や湿地」と
文献にあるのとは、ずい分違った印象。
福岡にもまだいるかも知れない。
あきらめていたけれど、そういう気持ちになりました。
k野さん、貴重なお時間使って、大切な場所を見せていただいて
ありがとうございました。
k藤部長。
彼は魚部の6代目の部長を務める一方、水生昆虫の主任でもある。
彼が1年生の時に書いたホームページの自己紹介欄には、
憧れの水生昆虫として「コバンムシ」の名前があげれている。
福岡県の沢山の池に入る中で、いつか出会えないか。
そう願いながら、網を入れているようだった。
しかし、1990年代半ばを最後に福岡県から記録が途絶えてしまった
この水生昆虫に、どうしても出会うことはできない。
あきらめた訳ではないが、もう時間が・・・ない。
そう、3年生なのだ。
受験態勢に入って、この新成虫シーズンもこの2年間のように
水生昆虫調査が今年はもう、できない。
■とりあえず、今日だけ。
k藤部長、出動した。
というのも、397号で書いた「豊田ホタルの里ミュージアム」の
k野さんが山口県のコバンムシ生息地を案内してくださることに
なったから。
生息地に到着し、入ろうとするk藤部長。
ここはもと水田で、養魚池だったらしい。
今は放置されて、ガマなどが繁茂する、浅い湿地になっている。
■他の部員も、
そして顧問イノウエも、中に入る。
k野さんが撮って下さった写真なので、顧問イノウエも登場。
顧問に続いて、1年M岡君がコバンムシ、「いましたァ!」。
しかし、k藤部長、全然音沙汰なし。
「ええ~? ホントに採れないの??」
と、k野さん。
「採れましたァ」
は、k藤部長に水生昆虫を仕込まれている、1年M岡君。
この後も、続々とコバンムシを連発。
が、我らがk藤部長、不発・・・
■もう、帰るぞ!
と痺れを切らしかけたとき、「やっと・・・来た!」
これが、憧れのコバンムシ。
グリーンの頭部が、スゴクきれい。
動きが緩慢なのかと思いきや、さにあらず。
かなり早い。
網の中で見るとコオイムシを小振りにした感じだけど、
スピードはコオイムシ以上。
「これって、やはり刺しますよねぇ?」
と夏にもナベブタムシに刺された顧問イノウエ、聞く。
「いやあ、痛いですよ・・・タガメ以上です。ズドンと来ます。」
とk野さん。
・・・すごい。
コバンムシも凄いけど、どっちにも刺されたk野さんはもっと凄い!。
k藤君、採ったところで終了。10個体ほど。
事前に伺っていたものの、本当に個体数が多い。
こういう環境でも繁殖していけるのか。
「ヒシやジュンサイが生える、古い池や沼や湿地」と
文献にあるのとは、ずい分違った印象。
福岡にもまだいるかも知れない。
あきらめていたけれど、そういう気持ちになりました。
k野さん、貴重なお時間使って、大切な場所を見せていただいて
ありがとうございました。
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