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くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

担々麺

2016-08-07 23:06:30 | Weblog
友人に連れて行ってもらった、新宿御苑近くの中華料理屋さんの担々麺が絶品過ぎて、それ以来担々麺が病みつきになっています。
すごく辛いんだけど、食べられない程の辛さではなく、その奥にある絶妙な味のハーモニーが後を引いて、頭から離れないのです。

しかし私が住んでいる横浜から新宿は、気軽にご飯を食べにいく距離ではありません。
横浜駅と新宿駅自体はそれなりに早いのですが、家から中華料理さんまでとなると、1時間半はみないといけません。

憧れの美味しい担々麺を食べたいけど、なかなか行けない。
そんなもどかしさから、近場に美味しい担々麺を出してくれる店はないかと、アンテナを張る習慣がついてから早2年が過ぎました。

いまだに新宿のお店に匹敵する担々麺とは出会えていませんが、最近別の意味で何だか癖になり始めている店をみつけました。

みなとみらいの商業施設に入っている小さな店なのですが、この店の担々麺がなかなかのパンチ力。
とにかく山椒の量がハンパではありません。
しかも普通の山椒ではなく、圧倒的に香りの強い青山椒です。
新宿の担々麺が平手打ちの痛みだとしたら、このお店はカミソリで切られたような痛みといえるでしょう。

あまりの山椒の強さで味覚がおかしくなってしまい、副菜もご飯も、果てはお水までも、最初と最後でまったく違う味に感じてしまうのです。
でもこの刺激が癖になってしまいました。

店中に響き渡る、辛さにむせ込む客たちの咳の合唱のなか、私も咳き込みながら担々麺を食べていると、「いま食事してる!」って感じがして、自分の中の生命力を感じることができるのです。
食べ終えたあとは、何かスポーツをした後のような心地よい疲労感が残り、日頃のストレスも飛んでしまうようです。

食べた直後は、もうしばらく来なくていいやと思うのに、2日後にはまた行きたくなってしまいます。
これは、完全な依存症になる前に自制しないといけません…!
こんなに辛いものが身体に良いわけないですものね。

近所に美味しい担々麺があるのも考えものです。


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