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くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

今年のパンフレットができました!

2011-01-29 13:11:29 | Weblog
TARRO WORKSの
2011年版パンフレットが出来上がりました!

色鉛筆画の依頼を検討している!
ただ単純に見てみたい!
友達に自慢したい!

理由は何でも結構です。
希望される方には無料で差し上げます!

お申し込みはこちらのアドレスへ、
送付先住所とお名前をお送りください。

taroworks@arrow.ocn.ne.jp

たくさんのご応募お待ちしております。

少年時代

2011-01-28 00:59:22 | Weblog
形のある物はいつか壊れます。
世の無常ってやつです。

でも形の無いもの…人の記憶もまた、
時間の流れと共に薄れていってしまうもの。

そんな自然の流れに抗うかのように
薄れてしまった記憶を甦らせる作業を
先日実施してまいりました。

いったい何をしたのかというと
実家の棚に埋もれていたビデオテープを
友人に頼んでDVDにダビングしてもらったのです。

実家ではすでにビデオデッキを処分してしまっており、
私の子ども時代を録画したビデオは、
再生することもできず、捨てることもできず、
ただただテープの寿命が来るのを待っている状況でした。

当たり前のことですが
私の子ども時代を今から撮影するにはタイムマシンが必要です。
でもそんなドラえもんはいないので、
重い腰を上げてようやく友人にお願いした次第です。

とりあえず古いテープから順に再生&ダビングしていきました。

≪小学校4年生≫
トランペットを始めた年に器楽クラブで出場したコンクール。

≪小学校6年生≫
同じく器楽クラブで出場したコンクール。
校内の音楽会でファンファーレを吹く私。

≪高校3年生≫
記念すべき第1回定期演奏会で演奏する私。

≪大学4年生≫
サークルのアンサンブルコンサートで演奏する私。

元気に草原を走り回る少年時代の私、
もちろんそんな映像はありません。
ひたすら楽器を吹いている映像ばかりです。

でも、小学生の自分が必死に演奏している姿を見ていると
もはやそれが自分という実感は全く無く、
あたかも自分の子供がステージに上がっているような
妙なハラハラ感がありました。

子供から大人になる過程を抜け目なく見られればよかったのですが
まさにマージナルマンな中学校時代の映像が無く、
小学生から飛んで、
今の自分ほぼ出来上がりの高校生になってしまったのが残念でなりません。

今でも写真やビデオを撮られるのは嫌いですが、
中学生の頃は大大大大大大大大大大大嫌いだったのです。

中学生の俺め!

復活の呪文

2011-01-21 09:45:47 | Weblog
先日「武士の家計簿」を見て、
倹約の重要性を知らされた私は、
その必要が無いほど稼ぐのが本来とか言いつつも、
身の回りでお金を払い過ぎているものを見直すことにしました。

携帯電話、家の固定電話、プロバイダー
ホームページのサーバー、銀行口座、…

どれも常日頃の利用状況に対して
割高な料金を支払っている印象を持っているものです。

携帯電話、固定電話に関しては、
普段通話やウェブをする時間に対して
かなりオーバースペックなパケット通信料を払っていたので、
身の丈に合ったリーズナブルなプランに変更。

プロバイダーについては
アドレスが変わってしまうので会社は変えずに
必要のないオプションをザクッとカット。

ホームページのサーバーも
容量が小さくてリーズナブルなものに変更。

銀行口座も振り込み手数料が安い銀行の口座を
メインに使うようにしようと思います。

で、あれやこれやで、
事業仕分けの成果は毎月5千円程になりました。

毎月お金が無くて泣きそうな思いをしながら、
知らず知らずに5千円も無駄にしていたんですね。
ほとんどの支払いがクレジットカードか自動引落なので
お金を払っている実感がいまいち希薄だったのかもしれません。

仕分けを進めるにあたり、
毎月の料金の詳細を調べたり、
プラン変更の申し込みをしたり、
引き落とし先の口座を変更したりするために
各社のホームページを利用していったわけですが、
どこへ行ってもIDとパスワード、IDとパスワード、
IDとパスワードを要求されてもうウンザリでした。

全部同じならまだしも
会社によってパスワードのルールが違うので、
いちいち昔の資料を掘り返してチマチマと入力しました。

これらのIDとパスワードを全部つなぎ合わせたら
某ドラクエの復活の呪文を遥かに超えることでしょう。
一昔前はパスワードが必要なのは銀行くらいだったのに、
世の中はいつの間にかゲームの世界を超えていたのです。

もういっそのこと国民総背番号にして、
IDは全てその番号、
パスワードは指紋や網膜などの身体認証にしてもらえないかしら。

色鉛筆画の感想をいただきました!

2011-01-17 18:50:16 | Weblog
「グリーン・ラン」

こちらの絵は神奈川県にお住まいの
Mさんからのご依頼で描かせていただきました。

最近結婚された息子さん夫婦と同居を開始するにあたって
お二人の趣味をテーマにした絵を描いてほしいとのことでした。

お二人の趣味は市民マラソン。
これからも長く続く人生を
いつまでも二人で仲良く走り続けていただきたい、
その途上に今回新築された家がある、
そんなイメージで描かせていただきました。

以下、いただいた感想です。


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息子夫婦の結婚と新築祝いに何か記念になるものを送ろうと思っていました。
息子に贈りものをしたいが何か欲しいものはないかと聞いたら、
今は、お金が欲しいとのことでした。

お金を渡すだけでは、送り手として何か物足りないので、
後に残るものはないかと考えていた時に、
セミナーでお話を聞いた、くぬぎさんのことを思い出して
イラストを描いてもらおうと考えました。

どんな内容のイラストを描いてもらおうかと少しの間考えていましたが、
息子達が一緒に市民マラソンに参加したことを聞いていたので、
これからも一緒にマラソンに参加するような夫婦になってもらいたいという
願いを込めたものにしようと決めました。

作品は、何時も見るテレビの横の棚に置いてあります。
嫁さんに、それとなく感想を聞いたら、
優しく絵が描けているので、気に入っています。

これからも市民マラソンを続けたいなーとつぶやいていたので、
贈り物をして良かったとひそかに思ったしだいです。

私の願いが表現された作品にしていただき感謝しています。
ありがとうございました。

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Mさん、こちらこそありがとうございました。

息子さんは私と同世代のようなので、
「今はお金がほしい」という気持ちは良くわかります。

この先何十年という月日が経った後でも
絵を見ることで当時の思い出や、
Mさんの気持ちを感じていただければ
とても嬉しく思います。

息子さん夫婦との新しい生活が
平和で幸せなものになるよう願っております。

ありがとうございました。

映画初め

2011-01-14 11:53:27 | Weblog
今年見た映画の中で何が一番良かったか。

この問いに対して、
「そういえば今年は映画館で映画を見ていない」と
答えざるを得なかった昨年の自分を省みて、
今年は早速映画を見に行って参りました。

何を見てきたかというと「武士の家計簿」です。

幕末の加賀藩に算用係りとして仕えていた一家が
お家芸の算盤を駆使して
急激に変化する時代を上手いこと乗り切っていくという話です。

時代劇といえばチャンバラのシーンが付き物ですが
この映画には刀の抜き身すら出てきません。
ひたすらに算盤を弾いておりました。

でも算盤を弾いていても武士は武士。
その精神はかなり誇り高く、しっかりポリシーを持って弾いてます。

厳しく倹約をしていても誇りを失わず、
工夫を凝らして生活を楽しんでいる姿を見ていると
なぜ今この話が映画になったのかが良くわかった気がしました。

チャンバラのシーンが無い分、
かえって現在の生活に置き換えやすくて、
とても見やすくて面白い映画でした。
境雅人や中村雅俊等、出演者の演技も実に良かったです。
間違いなく今年見た映画では一番ですね。

平日の昼間にフリーランスの友達と見に行ったのですが
見終わった後に「我々も倹約しなくちゃね~」という話題になりました。
この映画を見て感じるまっとうな教訓でしょう。

ただ勤め人で給料がほぼ一定ならいざ知らず、
フリーランスの場合は自分の努力次第でいくらでも収入を増やせるなので、
本来目指す所は倹約ではなく、倹約が必要ない収入なのでしょうね。

ま、言うは易しです。
でも何が正しいことかは覚えておきたいものです。

まずは倹約しなくちゃ…。

湯たんぽ

2011-01-07 10:30:58 | Weblog
みなさん、あけましておめでとうございます。
本年も無目的な長文ブログへのお付き合いを
どうぞよろしくお願い致します。

昨年末の誕生日に
姉から湯たんぽをもらいました。
独逸製のゴムで出来た湯たんぽです。

年明けから寒さの厳しい日が続いておりますが、
おかげさまでこと布団の中に限っていえば、
毎晩とても暖かく過ごしております。

形はゴム製の氷枕に似ていて、
フリースで出来た青い洋服を着ており、
回転式のキャップがついた口から
沸騰したお湯を注ぎいれて使用する仕組みです。

だいたい就寝1時間程前に布団の足元にセットして
予め床を暖めておいてもらいます。
布団の中のごく一部が暖まっているだけなのですが
他の部分が冷たいのでより一層その暖かさが引き立てられ
日々ささやかな幸福を味わうことができるのです。

さて布団に入りましたら、
足元にある湯たんぽを少し上に移動し、
次は膝の下にセットします。
膝の裏には多分太い血管があるのでしょう。
足の先までじんわりと暖かくなってまさに至福のひと時です。

プレゼントに湯たんぽをリクエストする時、
耐久性のある金属製か柔らかいゴム製か迷いましたが
膝の下にセットする度にゴム製にして良かったと思います。
金属製や樹脂製だとゴツゴツして痛いですからね。

後は気の赴くままにまかせて
お腹に当てたり、腰に当てたりして身体と布団を暖め、
気がつくと眠りに落ちているという具合です。

ポカポカの湯たんぽを抱えて、
ポカポカの布団にくるまっていると、
小さな湯たんぽがとても大きな存在に感じられます。
もはや自分が湯たんぽに入っているといっても
過言ではありますまい。

そんなあったか湯たんぽも一晩でその役目を終え、
朝起きるころにはすっかり生命力を失い、
もはや人肌程度の力しか残ってはいません。

しかし湯たんぽが残していった暖かさは
しっかりと布団の中に刻まれており、
毎朝私を離そうとしないのです。

そして私もあえて離れようとはしないのです…。

色鉛筆画の感想をいただきました!

2011-01-06 18:49:44 | Weblog
「ハグパグ」

こちらの絵は神奈川県にお住まいのNさんからの
ご依頼で描かせていただきました。

仕事仲間が愛犬を亡くされ、
また本人も病気で一時期入院されていたため、
元気が出る誕生日プレゼントとしてのご依頼でした。

以下、いただいた感想です。

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くぬぎ様

先日は素敵な絵を描いていただきありがとうございました。

友人に渡す前に家族にも見せたのですが、
「あたたかい絵でいいねぇ」
「額に付いているイーゼルがまたいいね」と言ってもらえて、
私自身も良いプレゼントが準備出来たと嬉しくなり、
友人に贈る日をワクワクしながら待ちました。

数日後、友人に絵を手渡し、
家に帰ってから包装を開けてもらったのですが、
携帯メールで「わぁー!ななだ(わんこの名前)!」

でもまさか描いてもらったとは思わなかったっようで、
とても喜んでもらえた様子で、
大切にしますと言っていただきました。

絵を依頼した時は、犬だけが描かれた絵を想像していましたが、
ラフを見せていただいた段階で人の顔も入っていました。
でも確かにこの方がワンコとの思い出や
お互い安心しきった温もりを感じられますね。

お願いして本当に良かったです。
これからも暖かい絵を描き続けてください。

ありがとうございました。

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Nさん、こちらこそありがとうございました。

パグ犬の絵を描いてほしいと依頼をいただき、
初めは私も犬だけを描こうと思っていました。

でも愛犬を思い出すよりも
愛犬と接していたときの気持ちを感じてほしいと思い、
匿名の人を入れて描かせていただきました。

意図した通りに喜んでいただけたようで
私としても嬉しく思います。

また機会がありましたら
どうぞよろしくお願い致します。