お客様のところへ打ち合わせに行きますと、事務所が1階にあるなんてことはほとんどなく、大抵は4階とか5階までエレベーターで上がることになります。
帰りも当然エレベーターで下って行くわけですけれど、こんな私のためにもわざわざエレベーターの前まで見送りに来てくださることが多いのです。
到着して扉が開いたエレベーターに乗り込み、「今日はありがとうございました。またよろしくお願いします」とお互いに頭を下げます。
問題はここからです。
いや、この前にすでに問題が起きているのです。
エレベーターの行き先ボタンを押して、「閉」ボタンを押すのを忘れて、先に頭を下げてしまうことが少なくありません。
ただでさえ気が張っているのに乗り慣れていないエレベーターです。
順序が混乱してしまうのも無理もない話でございましょう。
深々と下げた頭は、扉が閉まって相手が見えなくなるまで上げないのがマナー。
しかし頭を上げなくてはボタンがどこにあるのか分かりません…!
そんな時はお客様が下を向いてくれているのをこれ幸いと、こっそり頭を上げて素早くボタンを操作。
どうにか事なきを得ている(つもりになっているだけかもしれませんが)わけでございます。
それだけで済むならまだしも、もっと悲惨なパターンもございます。
エレベーターの「閉」と「開」って字面も似ているし位置も近いので紛らわしいですよね。
毎日乗っているエレベーターなら覚えられるでしょうけれど、お客様の会社のエレベーターはそんなに頻繁に乗りませんから、たまに押し間違えてしまうのです。
扉が閉まったと思って頭を上げかけたタイミングで再び開く扉。
お互い「あっ…」という何とも言えない苦笑いを最後に、無慈悲に扉が閉じていくのでございます。
後で笑われているんだろうなと思いながらも、ある意味印象には残ったであろうと、前向きに捉えるのでありました。
帰りも当然エレベーターで下って行くわけですけれど、こんな私のためにもわざわざエレベーターの前まで見送りに来てくださることが多いのです。
到着して扉が開いたエレベーターに乗り込み、「今日はありがとうございました。またよろしくお願いします」とお互いに頭を下げます。
問題はここからです。
いや、この前にすでに問題が起きているのです。
エレベーターの行き先ボタンを押して、「閉」ボタンを押すのを忘れて、先に頭を下げてしまうことが少なくありません。
ただでさえ気が張っているのに乗り慣れていないエレベーターです。
順序が混乱してしまうのも無理もない話でございましょう。
深々と下げた頭は、扉が閉まって相手が見えなくなるまで上げないのがマナー。
しかし頭を上げなくてはボタンがどこにあるのか分かりません…!
そんな時はお客様が下を向いてくれているのをこれ幸いと、こっそり頭を上げて素早くボタンを操作。
どうにか事なきを得ている(つもりになっているだけかもしれませんが)わけでございます。
それだけで済むならまだしも、もっと悲惨なパターンもございます。
エレベーターの「閉」と「開」って字面も似ているし位置も近いので紛らわしいですよね。
毎日乗っているエレベーターなら覚えられるでしょうけれど、お客様の会社のエレベーターはそんなに頻繁に乗りませんから、たまに押し間違えてしまうのです。
扉が閉まったと思って頭を上げかけたタイミングで再び開く扉。
お互い「あっ…」という何とも言えない苦笑いを最後に、無慈悲に扉が閉じていくのでございます。
後で笑われているんだろうなと思いながらも、ある意味印象には残ったであろうと、前向きに捉えるのでありました。