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くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

スポーツの秋

2012-10-26 11:52:14 | Weblog
長く続いた残暑も納まり近頃ようやく涼しくなってきました。
秋は何をするにも良い季節です。
芸術の秋、食欲の秋、読書の秋、そしてスポーツの秋。

え、スポーツの秋?
どうせスポーツなんてやらないくせに、などと思ったら大間違い。
文化系が服を着て歩いているような私だってたまにはスポーツくらいしますよ。
だって秋ですもの。

で、いったい何の競技をしたのかというと、「ドロケイ」です。
地域によって名前が様々で「ケイドロ」とか「ドロジュン」とか「助け鬼」とか言ったりするようですが
警察と泥棒に分かれて行う集団かくれんぼ的鬼ごっこです。

10月の某日、都内にある大きな公園で
NDA(日本ドロケイ協会)主催による第10回記念大会が行われました。
集まったのはメンバーは30人程、いずれも三十路超えの立派な大人たちです。

私は今回初めての参加だったため顔見知りがほとんどおらず、
最初のうちはちゃんと馴染めるのか心配でしたが、
いざゲームが始まってしまえばそんな不安はどこへやら
童心に返って走りまわってまいりました。

今回は泥棒が初めから終わりまでずっと隠れているのを防ぐために特別なルールで行われました。
最初に警官達が宝物を公園内に隠し、泥棒がそれを探しながら逃げまどうというものです。
見つけた宝物の数で勝敗が決するため泥棒は隠れていても意味がなく、
絶えず逃げ回りながら宝物を探していきます。
前半と後半で警官役と泥棒役が交代するのでより多く宝物をみつけたチームの勝ちということです。

約15年ぶりくらいの全力疾走。
メンバーのほとんどが年上だたったので目だって遅いということはありませんが、
決して速いということもなく、特別目だった活躍やミスもなく無事に走りきることができました。

前半と後半で警察役と泥棒役が入れ替わるので両方の役を体験できるのですが
やはり警察役の方が気持ちが楽でいいですね。
泥棒約はいつ追いかけられるかビクビクしていて心臓によくありません。
後ろから近づいてくる無関係な市民ランナーや子供の足音にも過敏に反応したりしてね。

ゲーム終了後にすぐ公園の閉園時間になってしまい、
慌てて外へ出たため結局どちらのチームが勝ったのかは分かりませんが、
とりあえず楽しかったので良しとしましょう。

翌日、右ひざの関節痛、脚の筋肉痛に襲われたのは言うまでもありません。
もう若くはないってことです。
でもまだ全力疾走できるのでそれほど年でもないってことです。

入念な準備をしてくれたNDAの皆さん、ありがとうございました。
憩いの時間に芝生で寝ていた善良な市民の皆さん、お騒がせしてすみませんでした。

リン

2012-10-19 11:41:12 | Weblog
我が家での新しい生活も一ヶ月が過ぎました。
生活のペースも何となく出来てきましたので、
本日は皆さんお待ちかね、妻が連れてきた猫の紹介をしましょう。

名前は「リン」。
由来は知りません。
ノルウェー・ジャン・フォレスト・キャットという品種のメス猫です。
その名前の通り山猫の一種だそうで大そう立派な骨格をしております。

肉付きも立派な骨格にふさわしく、
初めて会った時は「太った猫だなぁ」と思ったものです。
大きく育つ品種なのですがあまり大きくなられても困るってことで、
餌を控えめにしていたところ縦には伸びなかった代わりに横に伸びたらしいです。
上に乗られると重たいけど触り心地は抜群に良いですね。
本人(猫)も触られるのが大好きなので、今なら触り放題ですよ!お客さん。

独り言が多い妻に似たのでしょう、よく鳴きます。
名前を呼べば返事をするのは朝飯前で、
いつもニャーニャー鳴きながら歩いております。
猫又になるのを待たずして人語を話し始めるのも時間の問題でしょう。

手狭なマンションから一軒家に引っ越してきてから猫は猫なりに忙しいようで、
毎日家中を隈なくパトロールしております。
家の回りをウロウロしている野良猫と見つめ合ったり、
あっちでゴロゴロこっちでゴロゴロ。
外には出しませんが行動範囲が広がってご機嫌のようです。

我が物顔で家を闊歩しているリンですが、
引っ越してきたばかりの頃はまさに借りてきた猫状態で、
妻が出勤して私と留守番している時などは
私が一階にいると二階にいて、私が二階にいると一階にいるという避けられようで、
終いには押し入れに引きこもり中で粗相をしたりして大変なものでした。

でも妻がいる場ではちゃっかり私にも甘えてきたりして
「仲良くしてるじゃないの」と妻に言われ、
猫が猫かぶってる!と思ったりしたものです。

そんな二人の転機は突然訪れました。
リンはたまに咳きこむことがあるのですが、
その際に背中を叩いてあげたところ「悪い人じゃない」とわかってくれたようです。

その後は少なくとも私を避けるような行動は取らなくなり、
最近では気が向けば膝に乗ってくることもシバシバ。
重たくて足がしびれるけどこれからの季節には暖かくていいですね。

スナップ写真を何枚か。


ご報告

2012-10-12 11:03:33 | Weblog
毎週ブログを読んでくださっている方々、
たまに気が向いたら読んでくださっている方々、
一度試しに読んでみたけどイマイチだったからもう読んでいない方々、
え、こんなブログあったの?って初めて訪れてくださった方々へ、
ご報告があります。

もう一月経ってしまいましたが、
私くぬぎ太郎は入籍しました。

ブログで発表とか芸能人みたいですね。
お世話になった方々には一人ひとりご報告に伺うべきところですが
何か照れくさくて、今更なタイミングでしかもブログでどうもすみません。

相手はギャラリーを経営されてる方で、
何度か展示をさせていただいたことがきっかけで知り合いました。
今流行の年の差婚ですが流行に流されたわけではありませんよ。
初めて会った時はまさか結婚することになるとは思ってもいなかったので
予想外の展開に私自身も大変驚いております。

今は以前から私が住んでいる家で
奥さんと連れ子の猫と一緒に楽しく暮らしております。
猫に関しても掘り下げたい所ですが詳細はまた後日に…。

不安定なフリーランスの立場になって早4年、
確かな心の拠り所が出来て少し安心しました。
私の相手が務まるだけあって明るくて社交的な人です。
お互いの足りない所を補い合い二人合わせて一人の完璧人間を目指します。

苗字は私の苗字に統一されました。
これからは「功力さん」と呼ばれたら振り返る練習、
「成功の功に力と書いてくぬぎです」と説明する練習、
「二文字目は刀ではなく力です」と書き方を訂正する練習、
「コウリキではなくくぬぎです」と読み方を訂正する練習など、
血の滲むような花嫁カリキュラムが周到に用意されていますが、
きっと適当にスルーしてくれることでしょう。

相変わらず真面目な話が苦手ですみませんが、
このブログも変わらずにダラダラと続けてまいります。
日頃お世話になっている皆様、昔お世話になった皆様、
これからも変わらぬお付き合いをいただけますようよろしくお願い致します。

くぬぎ太郎

デザートの余韻

2012-10-05 11:07:44 | Weblog
小さなカップに入ったヨーグルトやアイスクリーム、プリンを食べる時、
おまけでつけてくれる使い捨てのスプーンで食べるのもよいでしょう。
しかし使い捨てっていうのは何かもったいない気がするし、
せっかく家でゆっくり食べられるならちゃんとしたスプーンで食べたいもの。

食後やお風呂上がりに冷たいデザートを食べながらホッと一息。
「あ~、美味しかった!」と言ってからすぐに片付けに移れる人はそう多くはいないのではないでしょうか。
大抵は空いたカップとスプーンをテーブルの上において美味しさの余韻に浸ることと思います。

しかしここで大きな問題が発生するわけです。
カップとスプーンをどのように置けばよいのかということです。

ちゃんとしたスプーンといえば普通は金属でしょう。
空になった軽いプラスチックのカップに金属のスプーンを入れるとどうなるか。

コテンと転びます。
一日の業を成し終えて優雅にデザートを食べた終わった直後に
スプーンの重みで自立できないカップにイライラした経験は誰にでもあるはず。

アイスクリームならちゃんとしたフタがついているのでその上にスプーンを置くということもできますが、
ペラペラのフタしかついていないヨーグルトやプリンはどうしたものか。
強引にフタの上に置くのもいいですけど何か頼りないし、
薄皮一枚残してフタを完全にはがさない主義の人は為す術がありません。

しかしご安心ください。
私はまたしても偉大な発見をしたのです。
空のプラスチックカップに金属のスプーンを入れても倒れない奥義を見つけたのです。

それはスプーンの向きをひっくり返すという秘技。
スプーンの物を乗せる側を下にしてカップにいれるのです。
詳しい理屈は後世の科学者にお任せするとして、
こうすることで何故か自立できるようになるのです。

もちろんスプーンとカップのバランスによって限度はありますが、
明らかに倒れにくくなります。

これで心置きなくデザートを食べた後ももノンビリできますね。
私の心は海のように広いのであまり気にしませんが、
そのノンビリできる時間がどうして生まれたのか。
その点は忘れないでいただきたいと思う今日このごろです。