くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

ペンタブレット

2015-10-31 21:33:32 | Weblog
イラストを描く仕事なら当然持ってますよねって感じですけど、実は最近まで持っていませんでした。
何かと言うとペンタブレットのことです。

ペン型の入力装置で、専用のパッドをなぞるとPCの画面上に線を描くことができます。
使用するソフトによっては、鉛筆や水彩絵の具など画材を選べたり、筆圧によって強弱を付けることもできるので、使いこなせば手で描いたようなアナログな表現も可能になります。

そんなペンタブレットを使って、現在医療系の書籍の挿絵をシコシコと描いております。
出版はまだ先ですが、久しぶりにじっくり描き込むことができる仕事なので、楽しんで取り組んでいます。

カーシェア

2015-10-18 19:02:45 | Weblog
先日、某駐車場運営会社が展開している、カーシェアリングのサービスに加入してみました。
全国にある駐車場に置かれている専用の車を、簡単な手続きで利用できるサービスです。

駅まで徒歩圏内に住んでいると、車はほとんど必要ありませんが、たまに「車があったら便利なのに…」と思うこともあります。
所有してしまうと税金やら保険やらで、車体価格以外に年間ウン十万円かかってしまうところを、気軽な価格で利用することができるのです。
たまに乗りたい程度なら、「アリ」な選択だなと思います。

サービスに加入するきっかけになったのは、展示の搬入搬出でした。
運送費と交通費を考えると、カーシェアリングの方が安く済み、たまの運転も良い気分転換になります。

車種もいろいろと揃っていて、次は何に乗ろうかな、と選ぶ楽しさもあります。
でもそれぞれの駐車場によって、設置されている車種が決まっているため、「どこの駐車場にはあの車種がある」と常日頃のリサーチが欠かせません。

街を歩いていてこの会社の駐車場があると、ついついカーシェアの車をチェックする癖がついてしまい、駐車場を覗いては「次はあの車かな」とニヤニヤする怪しい人間になっております。
ま、元々怪しいんですけどね。

ももちゃ〜ん

2015-10-12 21:57:42 | Weblog
仕事に追われて投稿をお休みしておりました。
私は家に籠りっぱなしでしたが、ご近所ではちょっとした事件がございました。

隣に一人で暮らしている老婦人が飼っている猫、「モモちゃん」が行方不明になってしまったのです。
家猫としてずっと室内飼いをしていたそうですけど、ちょっとしたことがきっかけで家を飛び出してしまったのだとか。

脱走のきっかけというのは、野良猫をしているモモちゃんの実の母猫と玄関先で親子喧嘩をしたとのことで、2匹で取っ組み合いをしてそのままどこかへ行ってしまったそうです。

たかが猫と言っても、されど猫。
一人暮らしの老婦人にとっては大切な家族でございます。
道端でオロオロしている老婦人の話を聞いては、近所の人々も辺りの捜索にでかけますが、成果は上がらず。
見つからないまま、3日、4日と時間だけが過ぎていきました。

喧嘩をした張本人の母猫も、その老婦人が野良のまま世話をしてしるのですが、素知らぬ顔で餌を食べに来ても、モモちゃんのことは黙して語りません。
猫同士のネットワークで何か知らないかと、我が家の猫に聞いても何も答えません。

その間老婦人は、陽が暮れたころにご近所をパトロールし、「ももちゃ〜ん、ももちゃ〜ん」と呼んで回っていました。
事情を知らない人が見たら、認知症の徘徊老人かと思われかねないといらぬ心配をしながら、仕事をしながら事の推移を見守っていたのです。

もうどこかへ行ってしまったのかと、近隣住民も諦めムードになった頃でした。
ももちゃんは無事に見つかりました。
老婦人の家の向かいにある塀の上を何食わぬ顔で歩いていたというではありませんか。

いったいどこで何をしていたのか知りませんが、ご近所には再び平穏な日々が戻ったのでございます。
そして大急ぎの案件は少し片付いたものの、相変わらず仕事は山積みなのでございます。
ありがたや、ありがたや。