くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

スマホ

2012-03-30 02:59:47 | Weblog
スマートフォン。
略してスマホ。

なぜ略すと「フォ」が「ホ」になるのか。
外来語が日本語になった瞬間なの?!
そんな漫然とした疑問を抱えながらも
いつかは私もスマホになりたい。
そんな夢をもって日々何となく過ごしておりました。

でも今使っている携帯電話の支払いが
あと4回くらい残っているし、
まだまだ当分はお預けかしらね。

そんなことをグダグダ考えながら
時間潰しのために入った家電量販店で
私が目にしたものは、
「スマートフォン0円」の表示。

「いやいや、これはきっと裏があるに違いない」
疑り深い私は店員を呼んで
考えられる疑問を全てぶつけてみましたが
やはり0円でスマートフォンに機種変更できるとのこと。

ただし昨夏発売の少々型落ちの機種ですけどね。
物凄く良いわけでも悪いわけでもない
当たり障りのない無難なデザイン。
ま、0円ならこれでもいいかと思い、機種変更しました。

犬も歩けばスマホにあたるとはまさにこのこと。
思いがけず私はスマホデビューを果たしたのです。

最近は携帯電話でインターネットに
接続することが多いのですが、
スマホにしてからは俄然快適になりました。
今までセコセコとボタンを押していたのがアホのように
指先一つで縦横無尽にネットサーフィンができます。
メールも複数のアカウントがサクサク見れて実に便利です。

しかしかれこれ10年以上もボタンでの操作に慣れてきたので
タッチスクリーンのみの操作にはまだ慣れてません。
通話中に画面に触れた頰で
誤操作してしまうことは日常茶飯事で、
指先で細かい選択をしようとしては
見当外れな箇所をタップしてしまいます。

スイスイと指を滑らせながら
正しい所にピンポイントで止める。
さながらカーリングのような難しさです。
やったことないけど。

ホットカーペット

2012-03-23 01:23:23 | Weblog
この冬、
凍てつく一軒家の寒さから
私を護ってくれたのは
ガスストーブ、エアコン、半てん、
そして隠された最後の刺客
ホットカーペットでした。

「でした」と過去形で言えるほど
世間はまだ温かくはありませんが
こんな話題が出せるくらいには
春が近づいてきたのですね。

ホットカーペットも
今シーズンに購入した品物です。

寒い→エアコン→寒い→ホットカーペット
→寒い→ガスストーブ→ガス代高い→半てん

大まかに言えばこんな流れでしょうか。

本体はオークションで安く購入し、
カバーは普通のカーペットを
上に敷いて使っております。
電気代もさほどかからないので
経済的にもとてもかわいらしい奴です。

部屋全体を温める力は
ホットカーペットにはありませんが
お尻の下が温かいだけで
快適さは全然違ってきますよね。

ただ電源の切り忘れがしょっちゅうあり、
その辺は要注意ですね。
カバーがかかっているので
電源ランプが見えないのが原因ですけど
でもスイッチまわりは見せたくないから
頭の良い対策はまだ見つかってません。

もう一つ注意が必要なのは
ホットカーペットの上で
寝てはいけないということです。

横になってゴロゴロしていると
ついつい寝てしまうこともありますが
頭部まで温まってしまうと
結構意識がモウロウとして
一足先に春が来てしまいます。

とまぁ、何とも内容のない話ですね。

…いつものことか。

動物たちの3.11

2012-03-22 05:36:30 | Weblog
お仕事の紹介です!


「動物たちの3.11」
阿部智子・著、エンターブレイン

東日本大震災の被災地で
動物支援をされている方のドキュメンタリーです。
著者自身も被災者なのですが
自分よりも動物優先で活動する姿勢に胸を打たれます。

これといった取柄のない私ですけど
こうして絵を描く仕事を通して
復興支援に携わる方のお手伝いが出来て
少し心が軽くなった気がします。

今回、私の絵を使って装丁をデザインしてくださったのは
敬愛するデザインユニットniwanoniwa
抜群のセンス、流石ですね。
常人には見えない何かが見えてる人達です。
イラストが何割増しにも見えます。

niwanoniwaのブログでも紹介されているので
ぜひご覧になってください。

あまりにキッチリ紹介されているので
触発されてちょっと制作過程をご披露します。

【1】ラフスケッチ
原稿を一通り読んで
内容に相応しい表情を検討していきます。


【2】ラフ
編集者、デザイナーの方に確認してもらいます。
ちょっと表情が険しかったみたい…。


【3】下描き
表と裏で同じシルエットにするため型紙を使用。
今回は紫の紙に描きました。


【4】下塗り
透明水彩でベースの色を塗っていきます。


【5】完成
色鉛筆でゴリゴリ描きます。
夢中になって途中の記録は忘れました。
無断転用はしないでください。


【6】出来上がった原画のスキャンデータをデザイナーへ。


ということで、
長年温めていた技法がようやく陽の目を見ました。
こうして記録を撮っていくのもなかなか良いですね。
習慣にしようかな。

関係者の皆様ありがとうございました。
被災地の復興が一日も早く進むようお祈りしております。

歯磨きに関するMOTTAINAI

2012-03-16 13:16:38 | Weblog
古来よりこの国は
資源が貧しいと言われておりまして、
「もったいない」という独自の感覚が
培われてまいりました。

もちろん私にも「もったいない」という感覚は
しっかりと育っていますよ。
どちらかというと経済的な理由で。

こまめに照明を消したり
基本的にシャワーしか浴びないといった
日常的なことから
油や醬油を最後の一滴まで辛抱強く使ったり
ワサビのチューブを力の限り絞ったりといった
ここ一番の頑張りまで、
一人孤独に「もったいない」をしてます。

絞り出すといえば、
結構苦労するのが歯磨き粉ではないでしょうか。
粉という割にはチューブに入ったペースト状なので
最後の最後まで絞り出すのはなかなか骨の折れることです。

絞り出すことに関しては
ワサビやカラシと大差ないのですが
問題は片手に歯ブラシを持っているということ。

最後はやはり両手でチューブを絞りますが
ニュッと歯磨き粉が出てきた所で
歯ブラシを持つために片方の手を離すと
せっかく出てきた歯磨き粉は引っ込んでしまいます。

人類は長年このもどかしさと戦ってまいりましたが
最近になって私はこの戦いに終止符を打てる
ある秘策を考え出したのです。

両足を肩幅程度に開いてしっかりと立ち、
口を大きく開けて上を向きます。
そしていよいよ最後となった歯磨き粉のチューブを
頭上から下へ向けて両手で力強く絞りこむのです。

ニュニュっと出てきた歯磨き粉を
口の中にしっかりと受け止めて
あとはおもむろに歯を磨けば結果オーライです。

いかがです?
まさにコペルニクス的な発想の大転換といえるでしょう。
歯磨き粉を必ずしも歯ブラシにつける必要はありませんからね。

ただし一人暮らしに限るって感じですが。
家族と同居されている方
く話し合ってから実践してください。

金曜日の遠吠え

2012-03-09 14:10:12 | Weblog
金曜日はブログの日。
そんなことを吹聴して早幾年月、
でもブログを始めた当初は毎週土曜日に
細々と更新をしておりました。

まだ会社勤めをしていたので
休みの土曜日にコソコソと書いていたわけですね。
特にアテも目的もなく個人的な趣味として。
開放的な土曜日の楽しみ(?)な日課でした。

個人的に土曜日の午前中は
これから休みが始まる!
という開放感があってとても好きだったので、
この良き時間帯にブログを書き
そして誰とも分からぬ読者の方々に
読んでもらえたらいいなと思っておりました。
土曜日のささやかな楽しみにしてもらえたら、と。

というわけで
出来れば土曜日の午前中に書きたかったのですが、
どうしても昼まで寝てしまうことが多く、
夕方や夜に書くことも多々ありました。

誰が読んでくれてるかわからないけど
勝手な理想を言えば
土曜日の午前中にのんびりと起きて
ゆっくりコーヒーでもすすりながら読んでいただきたい。

そんな勝手な理想を確実なものにするべく
会社を辞めてからは金曜日の更新に変えたわけです。
いわゆる休日の先回りです。

でもここだけの話、
金曜日更新だからといって
金曜日に書いているわけではありません。
私は気が小さいのでギリギリが苦手でして
実際は木曜日に書いていることが多いのです。

でも時には予定が重なって金曜日に書くこともあり、
今日がそんな金曜日です。

PCの画面を見つめ過ぎて疲れたら
犬が遠吠えする時の口を見て和んでます。
上に向かってすぼめる犬の口が大好きなんです。
なんて愛くるしい。

え、犬飼ってたっけ?
いや飼ってませんよ。
インターネットの動画でね。

結局PCの画面じゃん。
ワオ~ン!

豆苗

2012-03-02 02:28:52 | Weblog
豆苗という食材をご存知でしょうか。
読んで字のごとく豆の苗なわけですが
一般的にはエンドウの若菜のことのようです。

大変に栄養が豊富で、
ハウス栽培が確立される前は季節限定の珍しい食材として
中国ではチヤホヤされていたらしいですよ。

「らしいですよ」ってことはつまり
私の豆苗経験値は大して高くありません。
ていうか先日スーパーで初めてその存在を知りました。
以前からこんな食材売られていましたっけ?

プラスチック製の深めのトレイに
保水シートに根を生やした状態で袋詰めされており、
その異質なパッケージがなかなか人目をひきます。

購入した人はビニール袋から出して
根元の方でチョンチョンと切り取り、
あとは煮るなり焼くなり好きにしろって感じです。
とりあえず炒めてみましたが
思ったよりも青臭くてクセのある味ですね。
豚肉やニンニクと炒めたりすると合いそうです。

一度に全部食べるにはちょっと量が多いので
半分を刈り取って食べたわけですが
残りの半分は冷蔵庫に入れなくても大丈夫。
根を水に浸けておけば暫く生きていられるようなので
普通の葉物野菜のようにすぐに萎れてしまう心配が無いのです。
保存容器も使わずに長持ちするなんて、これは便利。

早速水に浸けておこうと思って適当な容器を探してみました。
でも家庭菜園などにまったく縁のない我が家には
ちょうど良い入れ物が見当たらず…

仕方ないので食品用のタッパーに水を張って豆苗を浸けました。
なんだ結局保存容器が必要なのかよ!って感じですが
それは言わない約束でしょ?

ちなみに豆苗は一回では死にません。
苗を全部刈り取った後も水に浸けておけば
再び芽が生えてウッソウと生い茂るらしいです。

いつになったら再生するのか知りませんが
しばらくは日向に置いて様子をみてみましょう。
いつまで保存容器を占拠されることやら…