くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

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葛湯

2009-11-27 09:38:10 | Weblog
先日、母から葛湯をいただきました。
さすがは母。
私の好物をよく知っていらっしゃる。

私は物心つく前から葛湯が大好きで
それは助産婦さんが産湯に葛を混ぜたからだとか、
母乳の代わりに葛湯を飲んで育ったからだとか、
そのような俗説がまことしやかに噂されている程でございます。

などと、話がだいぶ誇張されているというか、
はっきり言ってほとんど嘘なわけですが
子供の頃から葛湯が好きなのは本当です。

でも好きと言っているわりには
葛湯を飲むのは実に久しぶり。
安物の葛湯は美味しくないし、
かといってちゃんとした葛湯は結構値が張るので
なかなか自分で買って飲む気にはなりません。

久しぶりの葛湯。
いただいたのは固形タイプで、
欲を言えば粉末タイプが好きなのですが
そんなわがままを言っていてはバチが当たるというもの。

マグカップに葛湯を入れて、
熱湯を注ぎ込んでかき混ぜると
すぐにあの独特のトロトロとした状態になります。
この時お湯の温度が低いとサラサラになってしまうし、
高すぎると固くなり過ぎるので、
お湯の温度には細心の注意が必要です。

トロトロになった葛湯をスプーンですくって、
一口一口、口に運ぶ度に
上品な甘みが口いっぱいに広がり、
そのとろみと暖かさも相まって、実に幸せな気分になります。

カップ一杯の葛湯を飲み終わり、ホッと一息。
ちょっと物足りない感じも残りますが、
そこでおかわりをしてはいけません。
後を引く位のところでやめておくのが、おつというもの。
次の機会への期待も広がります。

葛湯はそもそも葛の根からとった粉に砂糖を混ぜたもので、
消化が良くて風邪の症状にも効果があるそうです。
葛の根をお湯で溶いて…、葛根湯?
薬の葛根湯って、葛湯と何か関係があるのでしょうか。

関係があるとしたら、
葛根湯はもっと美味しくてもいいような気もしますけど、
葛湯が私にとって良い心の薬であることは
間違いのないことでしょう。
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食欲の秋 番外編

2009-11-20 11:42:10 | Weblog
みなさんは、
シュールストレミングという食材をご存じでしょうか。

シュールストレミングはスウェーデンで作られている缶詰で、
ニシンの塩漬けを発酵させたものなのですが
その強烈な臭気は、腐った魚、放置された生ゴミに例えられ、
世界一臭い食材といわれています。

シュールストレミングが他の発酵食品の缶詰と違う点は
加熱処理をしないため缶の中で常に発酵が進んでいるということです。
ですから発酵過程で発生するガスによって缶の形は変形し、
運が悪いと開封時に臭い臭い汁が噴出したり、
もっと運が悪いと発酵し過ぎて中身が溶けていたりなんてことも。

さて、お勉強はこの位にしておきまして、
お察しの通り食べてきました、シュールストレミング。

先日オバマ大統領が来日した機会に都内某所で行われた
世の中の臭い食材を食べつくそうというイベントに参加しました。
参加者28人それぞれが「これは臭い」という食材を持ち寄る
ホームパーティーのようなものです。

みなさん、なれ寿司や臭いチーズなどを持ち寄りましたが
主催者が用意してくれたメインディッシュが
このシュールストレミング。
流石に別格の待遇を受けておりました。

そもそも臭いが強すぎて室内での開封は厳禁。
場所を近所の公園に移して開封式が執り行われました。

レインコートにゴム手袋を装着した執行人が
皆が見守る中、缶切りを使ってシュールストレミングを開封。
フタが開いてから数秒後、メンバーは地獄を見たのです。
いや、地獄を嗅いだのです。

嗚呼、これが食べ物の臭いなのでしょうか。
ドブの水に汚物を混ぜて掻き回したような衝撃的臭気。
公園から車道を挟んで建つマンションの住人も
あたりを見回して窓を閉めてしまうほどで、
それはある意味で一種のテロリズムだったかもしれません。

しかし、開けてしまったからには食べなければ、
このイベントに参加した意味はないのです。
臭いに顔を歪めめつつ、
バケットに載せたシュールストレミングを恐る恐る口の中へ。

強烈な吐き気をもよおすかと思いきや、
口に入れてシュールストレミングと同化してしまうと
臭いもそれほどではなくなり、
味はしょっぱい生魚といった感じで、
特別美味しくはないけれど、まあ食べられるというレベル。

何とかギリギリOKという感想が多かったため、
調子に乗って二つ目が開けられましたが
こちらはさらに発酵が進んでいたようで、
その臭いはメンバーの臨界点を超えていました。
箸を進めようとするメシア様は現れず、
このイベントも終息へと向かっていったのでした。

そして後日、
自らの体内から出てくる気体に改めて悶絶。
一回で二度おいしい(?)生涯忘れない体験となりました。

関係者の皆様、貴重な体験をありがとうございました。
近隣住民の方々、どうもすみませんでした。
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芸術の秋 2 

2009-11-13 09:17:55 | Weblog
先日、大学で日本画を専攻していた同級生に誘われて
デッサン会にいってきました。
しっかりと芸術の秋を満喫しているこの頃です。

場所は新橋駅の近く、
とある文化施設の一室を借り切って
有志7~8人でモデルさんを呼んで
夜な夜なひっそりと行われました。

そう、世の男性諸氏の憧れ、ヌードデッサンでございます。

しかしモデルさんを含めて私以外は全て女性。
状況だけ考えれば気まずいような気もしますが
そこは芸術の偉大な力をもってすれば何てことはありません。

若くて綺麗なモデルさんでしたが、
デッサンが始まってしまうと、どんなに魅力的な女性も
たちまちモチーフという名の物体に変わってしまうから不思議なものです。

会社に勤めていた頃は絵画部という組織に入っていたので
月に1回ヌードデッサンをしていましたが、
退職してからはそんな機会もなく、
実に久しぶりのデッサン。

日頃は想像で絵を描くことが多いので
たまには実物をしっかり観察して描くことも大事だな、
と改めて実感してまいりました。

それにしても女性の身体は美しいものですね。
もちろん変な意味ではなくて。

名前が付いている身体の部位が美しいのは当然ながら、
それよりも部位と部位をつなぐ
名前のついていない部分がとても滑らかで、繊細で、
そこにこそ女体の本当の美があるのです。
とは、ある有名な建築家の説ですが、
まったくもって仰る通り。

そんなこんなで秋も終盤に差しかかってきましたが、
やり残しているのはスポーツの秋か…

でも私元々文化系ですし、
このまま冬に突入してもいいかな。
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今年もやります

2009-11-07 13:05:23 | Weblog
11月22日~28日の期間
恵比寿のカフェ「ラ・ヴァンド」で
第5回「くのは展」を行います。

コーヒーの美味しい店ですので
是非お立ち寄りください。

■第5回くのは展
2009年11月22日~28日
12:00~18:00

ラ・ヴァンドHP
http://www12.ocn.ne.jp/~lavande7/
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芸術の秋

2009-11-06 10:02:05 | Weblog
秋は何をするにも良い季節と言われますが
いつも食べ物に関する記事が多いので
食欲の秋ばかりを満喫していると思われてるでしょうけれど
たまには芸術の秋を嗜んだりもするのです。

先日、武蔵野美術大学の芸術祭に行ってきました。
一般の大学でいうところの文化祭です。

油絵、日本画、彫刻、各種デザイン、など
その他諸々のクリエイティブな分野を専攻している学生が
キャンパスのそこら中に作品を展示し、
パフォーマンスをしたり、模擬店を出したり、
例年通り結構な賑わいでございました。

でも本当の目的は、それらいわゆる美術ではなく、
オーケストラの演奏を聴きに行ったのです。

美大でオーケストラ?
そう、美大にもオーケストラは存在するのです。
その名も「東京五美術大学管弦楽団」。
あまりに長いので略して「五美管」、
さらに縮めて「ゴビ」と言ったりもします。

その名の通り、
武蔵野美術大学、多摩美術大学、東京造形大学、
女子美術大学、女子美術短期大学の
5つの美大の学生が集まって結成されていまして、
毎年秋になると各大学の芸術祭を回って演奏する
ツアーコンサートを行っているのです。

そして私も大学時代は五美管に所属していましたので、
早い話が後輩達の演奏を聴きにいったわけです。

美大にはちゃんとしたコンサートホールなどはありませんので
ちょっと広めの講義室を借りて
不要な机と椅子を外に出してスペースを作り、
外からロックの爆音が漏れ聞こえる中で演奏は始まりました。
回りが騒がしいのは例年のことなので学生達も慣れたものです。

五美管はコンクールなどには一切参加せず、
ただただ音楽と楽器を楽しんでいる集団でして、
演奏自体は驚くほど上手いというわけではないのですが、
団員がみんな美術やデザインでの表現者ということもあり、
良し悪しとは別の次元の妙に熱気のある演奏を聴かせてくれます。

多摩美術大学の学生だった頃、
私は専攻の方にはほとんど顔を出さず、
学生生活の半分以上は部室に入り浸りだったので、
大学の思い出といったらほとんどは五美管と言ってよく
演奏を聴いていると、いろいろと思い出したりもして、
ちょっと懐かしい時間でもありました。

親の贔屓目みたいなものもあるかもしれませんが
この日も熱い良い演奏をありがとうございました。
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カタログにイラストが採用されました

2009-11-02 19:46:46 | Weblog
住友林業が主宰する全国の工務店ネットワーク、
イノスグループの住宅資材総合カタログに
私のイラストが採用されました。

グループに加盟している業者さんに向けて配布されているので
身近にいらっしゃる方は是非ご覧になってくださいませ。

ちなみに内容は、といいますと、
外壁やトイレ、キッチンなどといった
建築資材や住宅設備機器の各メーカーの商品が掲載されてまして、
私が会社員だった頃にデザインを担当したトイレも載ってたりします。
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