くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

爪切り

2016-05-22 11:13:18 | Weblog
爪をどこで切るか。
切った爪が飛び散ることに対してどう対処するか。
人によってやり方は様々でしょう。

何事も理にかなっているのが好きな私は、台所の流しで爪を切ります。

刃物の町・岐阜県関市で購入した良い爪きりを使っているので、基本的に切った爪は飛び散らずに真下に落ちるのですが、まれに飛ぶ爪の切れ端も流しの壁に当たって流しの中に落ちますし、切り終わった爪の切れ端は水でサッと流せば排水口のゴミと一緒に処分できるのです。

なんて合理的なのでしょう。

一人暮らしの時は誰にも何も言われなかったものの、結婚してからは爪を切る度に妻から文句を言われます。
この合理性をいくら説いても聞き入れてくれないのです。

台所を使っていれば、爪なんていくらでも食器や食材に触れるでしょうに、人体から切り離された爪が台所にあるのは許されないのです。
これは理屈ではありません。
嫌なものは嫌な精神なのです。

ですから私は今日も妻に隠れて爪を切ります。
ごく稀に流しの外へ飛んだ爪を見つけられては、小言を言われながらも。

馬油

2016-05-15 22:49:20 | Weblog
自宅から頑張って歩けば徒歩圏内の距離に、元町というエリアがあります。
石畳の道に宝飾店や気の利いた洋服屋さんが軒をつらね、平日でも買い物客や観光客で賑わっている人気の街です。
都心のような忙しさや煩雑さもなく、落ち着いていて垢抜けた雰囲気が好きで、出かける時にわざわざ遠回りをして元町を通って駅まで歩いたりもします。

多くの人が集まる街ですから、お店の生存競争も激しいようで、こないだまであった店が潰れては新しい店がオープンしたりと、新陳代謝も活発です。
歩く度に新しいお店が出来ているので、その都度発見があって飽きることがありません。

富裕層が多い土地柄なので、高級路線を狙ったお店がオープンすることが多いようですけど、個人的な主観では上手くいっているお店は少ないようで、個人事業主の端くれとしては世間の厳しさに背筋に冷たいものを感じたりもしています。

先日も駅へ行く途中に元町を通ったところ、見慣れないお店を発見しました。
店頭になびく「馬」と書かれた小さな旗。
中をのぞくと、馬油と馬肉の専門店のようです。

小洒落た店内には馬油そのものだけではなく、馬油で作った石鹸やシャンプーなどもあり、ついついお店に入ってしまい、ついつい店員さんに勧められるままにお試しキットを買ってしまいました。
セットの内容は、石鹸、凍みコンニャクのスポンジ(ていうか凍みコンニャクそのもの)、馬油の3点です。

毎日馬油石鹸を泡立てた凍みコンニャクで顔を洗い、馬油をつけるようになったのですが、なかなか調子が良いようです。
お肌の曲がり角は遥か昔に過ぎ去ってますけど、何もしないよりはいいでしょう、きっと。

チラシできてます

2016-05-07 14:43:02 | Weblog
今年も年に一度のコンサートの季節がやってまいりました。
下手の横好きで所属しているオーケストラの本番が近づいてきております。

僭越ながら今年もチラシを作成させていただきました。
今年は全体的にテンション高めのプログラムなので、ピンクと紫陽花で華やかに仕上げてあります。
珍しくハイドン先生とベートーヴェン先生にも登場していただきました。

興味のある方は、チケットを用意しますので個別にご連絡ください。

GW中は千葉県の岩井海岸へ合宿に行ってきました。
今年も昨年に引き続き、久里浜からフェリーでの船旅でした。
あいにくの強風で海が少し荒れていたため、乗り心地はいまいちでしたけど、たまには船旅もいいものです。

学生の頃は、オーケストラの合宿って疲れるだけで良い印象がありませんでしたけど、在宅で仕事を始めてからは、仕事と物理的に離れられる良い機会となってます。
日常から離れて趣味に専念できるなんて贅沢な話ですね。

もう本番まであとわずかなので、しっかりと練習せねば…!