くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

ジンジャーハニーレモンスパイスティー

2011-08-26 02:28:57 | Weblog
日頃街を歩いていて
英国紳士に間違われることはほとんどありませんが、
いや、正確には全くありませんけれど、
そんな私だって紅茶を飲む時はあります。
何と言ってもやる時はやる男ですから。

飲食店でセットメニューを頼む時、
コーヒーにするか紅茶にするかと聞かれたら
9割の確率でコーヒーを選択しますが
不思議なことに自宅でコーヒーを飲むことはほとんど無く、
もっぱら紅茶と緑茶ばかりを飲んでいます。

紅茶は朝に飲み、緑茶はおやつに飲むことというのは
神話の時代より伝わる決まり事でございまして
私は慎ましくその戒めを守って生きているわけです。

ただ、一口に紅茶と申しましても
ダージリンやアールグレイ、産地なども多様で
どこ産の何がどうなのかサッパリわからない無学な男ですが
紅茶の飲み方は色々と試しております。

レモンティー、ミルクティー、ロシアンティー、
ジンジャーティー、ジンジャーハニーティー
ジンジャーハニーレモンスパイスティー…

むむ、だんだん怪しくなって参りました。
ジンジャーハニーレモンスパイスティー、だと?!

これは私の紅茶の飲み方という
ごくごく狭いカテゴリーにおける
この夏一番の革命的スマッシュヒットです。

前回の記事でご紹介したように
この夏は炭酸水にハマッているため
ジンジャーエール用に買ってきた炭酸水も
サッサと飲んでしまう始末で、
ジンジャーエールの原液が一向に消費されないでいます。

冷蔵庫に安置された原液を見てふと思いました。
ショウガ、レモン、蜂蜜、シナモン、etc
紅茶に合うものばかり入ってるじゃないか、と。

早速紅茶で割ってみたところ
想像を超える美味しさでございました。

大量に作ったジンジャーエールも徐々に無くなり
そろそろ夏の終わりが見えてきましたね。

シュワッと

2011-08-19 02:18:36 | Weblog
ねー、ちょっと聞いてよ
いっつもホラ喉乾いちゃってる時にはさ
シュワッとしたくな~い?
だよねー、だよねー※

(※くり返し)

一体何人の方にピンと来ていただけたか
あまり自信はありませんが…、
シュワッとしたくなったそんな時、
未成年であれば炭酸ジュース、
大人であればビールや酎ハイといったところでしょう。

ですが最近私は第三の道に開眼致しました。
さて何でしょう?

ハイボール?
違います。
炭酸バブ?
違います。
一酸化炭素?
窒息してしまいます。

正解はスパークリングウォーターです。
いわゆる炭酸水ってやつですね。

今年も自家製のジンジャーエールを作ったのですが
流石に炭酸水までは自家製とはいかず
スーパーで買ってきております。

毎回キッチリと使い切れれば良いものの、
必ず最後は中途半端に余ってしまい、
炭酸水だけで飲む機会を得ていた今日この頃、
いつの間にやら炭酸水をストレートで飲む快感を
知ってしまったのです…

水は低きに流れるもの。
揚げ句の果てにはジンジャーエールはそっちのけで
ハナから炭酸水だけをグビグビと飲んで
シュワッとしてしまっている始末。

ジュースのように大量の糖分が含まれているわけでもなく
ビールや酎ハイのようにアルコールが含まれているわけでもなく、
単なる水に二酸化炭素が溶けているだけですから
身体に対しては特に害でもないでしょう。

しっかりと喉を潤すこともできるし、
ちょっとした苦みが何とも大人な感じで、
この夏ピュアな刺激を求めている
紳士淑女の皆さんにオススメでございます。

速いのか、遅いのか

2011-08-12 02:37:35 | Weblog
少し前のことになりますが、
平日の昼間にとあるスーパーへ行った折りのこと。
上の階へ行こうと思ってエスカレーターに乗りましたら、
思っていた以上に速度が遅くてちょっとビックリさせられました。

節電?
いえいえ、昼間は高齢者の買い物客が多いので速度を緩めているそうな。
これから高齢者は益々増えていくので
こういった配慮も大事なサービスなのでしょうね。

まだまだ身体が自由に動かせる年齢の私にとっては
実にノンビリとした移動速度ではありましたが、
携帯電話でメールを打ちながら
ノロノロと上の階へと運ばれて行ったわけでございます。

携帯電話を使って遠くにいる友人と連絡を取り合いながら
ノロノロと上の階へと運ばれる私。

IT革命やら情報化社会などという言葉も
今ではすっかり懐かしい響きになってまいりましたが
一体世の中のスピードは速くなっているのでしょうか、
遅くなっているのでしょうか。

インターネットに接続できる端末を持ってさえいれば、
どこにいても買い物や代金の支払いをすることができ、
どういう順序で電車に乗れば効率が良いかも分かり、
仕事相手や友達と写真や動画を交えてで連絡を取り合うことができます。

かたや一方では、
インターネットで買った商品を配達してくれる人はヨボヨボのおじいちゃんだったり、
混みあった駅の中では高齢者の歩行速度に合わせてノロノロと歩いたり、
仕事相手が高齢でPCを使ったやり取りに時間がかかったりしているわけです。

情報の伝達量と伝達スピードは格段に上がったわけですが、
現実の肉体の世界は増える高齢者に合わせて
どんどんとゆっくりした流れになっているような気がして、
何とも妙なもでございますね。

世の中の流れが速くなっているのか、遅くなっているのか、
どうやって確かめたらいいのかわかりませんが、
私個人に関しては速くもならず、遅くもならず、
変わらぬ速度でノンビリと歩いていけたらいいなと思う、
夏のとあるひと時。

ゴーヤ

2011-08-05 02:38:44 | Weblog
このところ夏らしくない日々が続いておりまして
農作物の出来が心配だったりするわけですが
節電による暑苦しさに身構えていた方々にとっては、
肩すかしをくらったような思いと、
ちょっとホッとした思いが半々、
といったところではないでしょうか。

本格的な夏に入る前には
様々な節電アイデアが各界から提唱されておりましたが
その代表的なものがベランダに作るグリーンカーテンでしょう。

ゴーヤやキュウリ、アサガオなどツルを這わせる植物を
ベランダに張ったネットに茂らせることで
直射日光を遮り、あわよくば食費を浮かせようという
一手間で二度おいしい作戦です。

こんなことを書く以上は
くぬぎ太郎もグリーンカーテンしちゃってんじゃないの?
って思われるでしょうが、私はやってません。
だって世話が面倒くさいじゃありませんか。
人間だもの。みつを。

本当のところを申しますと、
今回はグリーンカーテンではなく、
ゴーヤについて書こうと思っているのです…!

今ではすっかりポピュラーになったゴーヤですが
一昔前まではスーパーではほとんど見かけない食材でした。
おそらく沖縄料理のブームが来てから
私の家でも食卓にも乗るようになったと思いますけど、
子どもの頃に初めて食べた時はその苦みが強すぎて
あまり良い印象の食材ではありませんでした。

でも時が経てば味覚も変わるもの、
大人になってから好きになる食材ってありますよね。
私にとってはゴーヤもその一つだったりします。

ただ一人暮らしですと
ゴーヤ一本というのはそれなりの量でございまして、
持て余したゴーヤをいかに調理するかということが
目下の重要な政策課題となっているわけであります。

そこで今回私から提案します案は、ゴーヤの佃煮です。
適当な厚さに切ったゴーヤ水にさらしてから一度下ゆでし、
砂糖、塩、醬油、みりん、酒でクツクツと煮込み、
落としぶたをして汁が無くなるまで煮込めば出来上がり。

ご飯のお供に、酒のつまみに結構な活躍ぶりでございます。
グリーンカーテンで大量に収穫したゴーヤでお困りの方、
是非お試しください。

あまり関係はありませんが、
私からもう一つアドバイスするとすれば
ゴーヤの絵を描く時はあまり細かく描かないことです。

描きながら鳥肌が立ちました…。